14:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:26:15.71 ID:qgOebLqx0
P「本音なんだけど……千早こそ、どうして似合わないなんて思うんだ?」
千早「それは……私は他の皆のように、愛想もスタイルもよくありませんから……」
胸の辺りを気にしつつ、千早は細い声でそう言う。
こうして自信なさげにするのはいつもの事。
そして、それを諭すのもいつもの事だ。
P「そんな事はないぞ。千早だって笑顔は可愛いし、それに、胸の大きさだけがスタイルの良さじゃないしな」
千早「笑顔、ですか……それが難しいんですけれど……」
P「最近、春香達と一緒に笑う事も多くなっただろ?そんな感じでいいんだよ」
P「俺は、千早ならできるって信じてる。だから、ちょっと頑張ってみてくれないか?」
視線を合わせて、ゆっくりと説得する。
すると、千早は目を瞑ってから。
千早「……分かりました。プロデューサーがそこまで言うのなら、やります」
決意するように、応えてくれた。
P「そうか、ありがとな。今度、歌の仕事も取ってこれるように俺も頑張るよ」
千早「いえ、本当は分かっているんです。これも仕事のうち……そうですよね?」
P「ああ。でも、もし本当に嫌だったら遠慮なく言ってくれ。千早に嫌な思いはさせたくないからさ」
千早「ありがとうございます。でも、私は大丈夫です。春香も一緒ですし。ね?春香」
そう言って、千早は後ろを振り向く。
事の行く末を見守っていた春香は。
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