15:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:27:07.66 ID:qgOebLqx0
春香「もちろん!プロデューサーさんも心配しないでいいですよ?私に任せてください!」
満面の笑みで、そう言ってくれる。
春香の笑顔には助けられてばかりだ。
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2013/09/11(水) 00:27:35.73 ID:qgOebLqx0
P(でも、楽しいからいいか)
千早は面と向かって褒めさせてくれる事が少ない。
他人にも厳しいが、自分にはもっと厳しいのだ。
それは自分の容姿についても例外ではなく、いい写真が取れても全く誇ろうとしない。
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2013/09/11(水) 00:28:03.48 ID:qgOebLqx0
P「そうか……よし!それじゃあ二人とも、今度の雑誌に期待してるぞ!」
激励の言葉と共に、二人を送り出す。
そこで春香が。
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2013/09/11(水) 00:28:47.72 ID:qgOebLqx0
P「ふぅ……俺も頑張るとするか!」
一度深呼吸をし、気合いを入れる。
P(うん?)
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2013/09/11(水) 00:29:31.04 ID:qgOebLqx0
【暗い空間】
P「またか……」
目を開けると、さっきの空間に立っていた。
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2013/09/11(水) 00:30:00.84 ID:qgOebLqx0
P「他には……」
そういえば、さっきの水面が気になる。
P「凪……って言うのかな、これは」
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2013/09/11(水) 00:30:56.85 ID:qgOebLqx0
P「雪歩、か……?」
ふわりとした白いワンピースに、身体の正面を隠すような立ち方。
ショートカットの髪が揺れて、どこか儚い印象を受ける少女。
それは、自分のイメージする彼女を的確に表しているものだった。
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2013/09/11(水) 00:31:54.29 ID:qgOebLqx0
【昼、事務所】
P(ここは……)
視界に映るのは、ソファに間仕切り、テーブル、デスクといった、見慣れた物だ。
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2013/09/11(水) 00:32:20.63 ID:qgOebLqx0
P(ちょっと背中を押してやれば、そこからは早いんだよな)
触れれば壊れてしまいそうな印象を与える雪歩だが、実のところ、その芯は強い。
一度こうと決めてしまえば、その行動力は事務所内で一番かもしれない。
そんな事を考えていると、雪歩のか細い声が聞こえた。
24:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:32:55.96 ID:qgOebLqx0
P「ああ!それに、雪歩は一人じゃないだろ?」
後ろから雪歩を見守っていた響に視線を向ける。
今回のオーディションを一緒に受けていたのだ。
その響が、雪歩に向かっていつもの調子で話し掛ける。
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2013/09/11(水) 00:33:38.13 ID:qgOebLqx0
雪歩「私、頑張りますから……だから、プロデューサも頑張ってください!」
決意表明の言葉。
これでもう、雪歩は立ち止まらないだろう。
その手助けをできたのが、プロデューサーとして凄く嬉しくて。
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