41:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/11(水) 00:46:41.81 ID:qgOebLqx0
あずさ「そう、ですね……皆も忙しくなっちゃって、前みたいにはいきませんものね……」
と、寂しそうに返事をする。
伊織や亜美と一緒に活動しているから寂しくはない、という訳にもいかないようだ。
恐らく伊織と亜美も、あずささんと同じような寂しさを感じているだろう。
『竜宮小町が成功すればするほど、皆と会える時間が減る』というのは、考えてみれば酷な事なのかもしれない。
P「ええ。ですから、迷子になったあずささんを迎えに行くのって、密かな楽しみでもあるんですよ」
あずさ「そう言って貰えるとありがたいですけど……いいんですか?」
P「はい。あ、でも、あんまり頻繁に迷子になるのはちょっとアレですけどね。あはは……」
あずさ「あぅ……ごめんなさい……直そうとは思っているんですけど、上手くいかなくて……」
しまった。
少し意地悪な言い方になってしまったかもしれない。
そう思って、取り繕うように口を開く。
P「いや、冗談ですよ。無理はしないでくださいね?」
あずさ「……ありがとうございます。プロデューサーさん」
P「いえいえ……あ、そろそろ事務所ですよ」
会話に交わしているうちに、事務所の前に到着していた。
あずささんを先に降ろし、駐車してから後を追う。
車内が暖かいから分からなかったが、外は予想以上に冷え込んでいた。
足を速めて事務所の扉を開く。
すると。
121Res/126.09 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。