12:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 00:51:38.47 ID:t5UYVlVE0
今の私。
もし、私がアイドルをやめてしまったら?
13:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 00:54:28.20 ID:t5UYVlVE0
「ふふっ。肇さん、釣れていますか――」
あら。
14:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 00:55:38.13 ID:t5UYVlVE0
彼女の後をついて、山の奥へと進んでゆきます。
「ここなど、いかがでしょうか」
15:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 00:57:55.80 ID:t5UYVlVE0
「気を抜いてはいけませんよ。全身全霊を込めて、集中するのです」
そうすれば、魚どころか竜さえ釣れますよ、と彼女は付け加えました。
16:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 00:59:04.77 ID:t5UYVlVE0
17:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 01:05:29.04 ID:t5UYVlVE0
「……あら?」
ふと気づけば、そこはあの、岡山の山奥……ではなく。
18:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 01:12:01.51 ID:t5UYVlVE0
「――調子はどうだ、肇」
今度は少女ではなく、彼が後ろに立っていました。
19:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 01:15:21.99 ID:t5UYVlVE0
「悩みがあったみたいだったが……もう、大丈夫なのか?」
ええ、ご覧のとおり。
20:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 01:17:00.32 ID:t5UYVlVE0
「肇が元気になってくれて、よかった」
21:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 01:19:23.66 ID:t5UYVlVE0
「肇、その針は――」
食い入るように私の釣り針を見つめていましたが、
22:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/15(日) 01:20:56.50 ID:t5UYVlVE0
「それで、肇――」
針を付け替えて、二人並んで糸を垂らして。
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