過去ログ - まどか「もう大丈夫だよっ」まどか「あなたは……!」
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:02:05.72 ID:WJwczXL3o
*
向かい合う二人。
同じ顔といえばまさしく同じ顔。同じ服と言えば同じ服。同じ体型に同じ姿勢。同じ声。
以下略
655
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:03:09.09 ID:WJwczXL3o
彼女は笑っていた。
涼しい春風が吹き込んで、マミの上気した頬を冷やした。
ぶわっと舞い上がる前髪を押さえながら、あくまで窓の外を見ながら、マミは口を開いた。
以下略
656
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:04:03.51 ID:WJwczXL3o
春の陽気から一転して、こちらは夜の世界だった。
二人は急な石造りの階段を上っていた。後ろには石段が伸びているだけで、さっきまであったはずの家も消えていた。
マミ「行くわよ!」
以下略
657
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:04:40.02 ID:WJwczXL3o
マミ「それは鹿目さん、私もよ。でもね、魔法少女として、一刻も早く魔女を救ってあげないと――」
まどか「わたしは、人間ですよ。マミさんみたいに、体力がないんですよ」
以下略
658
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:05:14.45 ID:WJwczXL3o
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「信じられない……」と呟いたのはキュゥべえ。
荒い息を吐くマミの背中を、まどかの肩の上に乗る彼は見ていた。
以下略
659
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:06:02.54 ID:WJwczXL3o
〜魔まどか視点〜
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以下略
660
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:06:37.85 ID:WJwczXL3o
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今度こそ魔女は倒れた。その証拠に、結界がどこかに消えて行く。
最後にわたしを救ってくれたのは、マミさんの伸ばしてくれたリボンだった。
以下略
661
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:07:05.83 ID:WJwczXL3o
次の瞬間、みんながいっせいに動いた。
わたしを守るように、キュゥべえの前に立ちふさがる。
さやか「何しに来たのよ、このろくでなし」
以下略
662
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:07:38.08 ID:WJwczXL3o
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ほむら「ワルプルギスの夜を倒したら、あなたはこの世界から消滅する」
ほむら「今はもう、この場の誰もが、そのことを知っているわ」
以下略
663
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:08:30.70 ID:WJwczXL3o
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ほむら「その世界では何もかも上手くいかなくて、私はまどかの契約を指をくわえて見ていることしかできなかったわ」
ほむら「あの子は何も知らなかった。契約が何を意味するかも知らなかったし、私のことも伝えられてなかった……」
以下略
664
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◆D4iYS1MqzQ
[sagesaga]
2015/02/06(金) 18:12:47.43 ID:WJwczXL3o
ほむら「どうして、この世界にはまどかが二人いるのか……」
ほむら「それは、ここまでの話と、今のまどかの願いごとから、説明できてしまうのよね」
ほむら「もう、みんな分かってしまったでしょう?」
以下略
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