過去ログ - 苗木「ゲームをしようよ。闇のゲームをね……」
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482:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:01:15.03 ID:9fXAV0Gu0
「残念ながら、そうはならなかったようだけど?」

モノクマ「チッ…ま、この程度なら余裕でクリアしてくると思ってたよ……狛枝クンだもん」

「キミに褒められるとさ…寒気と虫唾とじんましんが走るからやめてほしいんだけど…」
以下略



483:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:02:14.22 ID:9fXAV0Gu0

咳き込む二人は、少なからず驚きを隠せなかった。

モノクマは……突如自爆したのだ!

以下略



484:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:03:02.58 ID:9fXAV0Gu0

那由他とまではいかないが……モノクマは数十体はいる。
そしてそのどれもが、嫌味な声で高笑いしていた。

モノクマ「ルールは…簡単。鬼ごっこと同じだよ。……鬼が爆発する事を除けばね」
以下略



485:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:04:09.71 ID:9fXAV0Gu0

「待った。これだけボク達に不利なゲームなんだ」

「それなりの"見返り"を要求させてもらっても、罰は当たらないよね?」

以下略



486:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:05:06.36 ID:9fXAV0Gu0

決して早くはないが、遅くもない速度で、テケテケとモノクマは歩み寄ってくる。
先程と同じ、爆発をカウントダウンする警告音を発しながら。

当然、戦刃むくろも走り出す。
以下略



487:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:06:57.55 ID:9fXAV0Gu0

爆風によって舞い上がった土埃が、裁判場を満たしていた。
視界を覆い、目の前すら満足に見渡せない。

「ま、これで少しは数が減ったか……なッ!?」
以下略



488:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:08:02.83 ID:9fXAV0Gu0

モノクマ「うぷぷぷ…結構あっけない幕切れだったね……まったく、絶望的だよ」

再び空気中に散らばった砂埃が、徐々に落下して視界が晴れてくる。
モノクマは、爆殺した狛枝を確認しようとトテトテと歩いていくが……
以下略



489:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:09:17.52 ID:9fXAV0Gu0


「ハァ……ハァ……」

息を荒くして、壁によりかかる狛枝。
以下略



490:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:11:39.68 ID:9fXAV0Gu0

一瞬、何が起こったのかわからない、という顔をする狛枝。
だが、次の瞬間にはいつもの気だるそうな表情に戻り、気だるそうに言う。
まるで痛みなど感じていないように。

以下略



491:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:12:54.56 ID:9fXAV0Gu0

あえて理由付けをするとすれば……戦刃にも狛枝にも考えつかない一つの理由を挙げられる。
もしかしたら、彼が苗木誠の肉体を借りていること自体が、咄嗟に戦刃が助けに動いた理由だった、という可能性だ。

"超高校級の幸運"・苗木誠。どこまでもお人好しで、どこまでも前向きな少年。
以下略



492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:14:08.25 ID:9fXAV0Gu0

そんな彼女の"希望"を知ってか知らずか…狛枝凪斗は意外な返答をする。

「…それが、キミの"希望"なら……構わないさ」

以下略



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