過去ログ - 苗木「ゲームをしようよ。闇のゲームをね……」
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516:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:42:46.78 ID:9fXAV0Gu0

苗木「……ボクはさ、別に自分が特別だなんて、思った事はないよ」

苗木「スタンドが出せるわけでもなければ、ミュータントでもない。好きなものは大抵がランキング一位のものだし、個性なんてあったものじゃない。……他人に誇れる、みんなのような"超高校級の才能"も、ない」

以下略



517:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:44:13.17 ID:9fXAV0Gu0



『でも、今は…違う。この島でキミと過ごした日々が教えてくれた。希望は始めから…このボクの中にもあったんだ』

以下略



518:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:45:15.87 ID:9fXAV0Gu0

意識のない狛枝を、足蹴にしながら江ノ島は嗤う。

江ノ島「うぷぷぷぷぷぷ……どうやら、もう動けないみたいだね。あーあ、対した事ないなぁ、あんなにカッコつけちゃって、その最期がこのザマなんて……まさに"絶望"的だね」

以下略



519:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:46:07.24 ID:9fXAV0Gu0



「ふふふ……」

以下略



520:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:47:07.39 ID:9fXAV0Gu0


十神「全く……愚民の分際でこの俺に心配をかけるとは、偉くなったものだな。狛枝よ?」

霧切「ええ。……狛枝君のくせに生意気よ」
以下略



521:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:48:31.06 ID:9fXAV0Gu0


驚愕に見開かれる江ノ島盾子の瞳。

江ノ島「お、オマエラ……どうやってここに!?」
以下略



522:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:49:30.95 ID:9fXAV0Gu0

江ノ島「苗木君が説明したかもしれませんが……外の世界は……死と絶望に溢れています…………ここから出て行くなど、自殺行為に等しいのです」

江ノ島「生き残る為にはぁ、ここで"絶望"に投票するしかないっていうかぁ……てへへ☆」

以下略



523:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:50:31.24 ID:9fXAV0Gu0

「確かに、ボクの持つ"希望"だけでは…到底キミや…世界中を覆う"絶望"には及ばないかもしれない」

「けれど…"希望"は…ボクらの中に、みんなの中にある!」

以下略



524:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:51:41.15 ID:9fXAV0Gu0

だが、江ノ島盾子は……終始無言のままだ。
そして、吐き捨てるように言う。

江ノ島「……寒い」
以下略



525:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/21(月) 15:53:01.55 ID:9fXAV0Gu0

スロットマシンを模した、投票装置のリールが回る。
くるくるくるくるくると、"希望"と"絶望"が入れ替わり、回り続ける。

世界に必要なのは……"希望"か、"絶望"か、最初で最後の投票。
以下略



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