過去ログ - 黒子「おまじない……?」#3.5
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113: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/11/24(日) 01:01:21.56 ID:mcaMOwdW0
刻命「なるほどな……考えられない話では無いな」
同行者はただ静かに受け入れているようだった。
頭ごなしに否定するどころか、訝しがる素振りも見せず、ただ目を閉じて聞いていた。
114: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/11/24(日) 01:03:10.90 ID:mcaMOwdW0
刻命「おっと、君を責めているわけじゃない。君は被害者だ。あまり深く気にするな」
そんな初春の表情の変化を見て悟ったのか、優しげな顔つきでフォローしてきた。
115: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/11/24(日) 01:03:54.57 ID:mcaMOwdW0
刻命「むしろ……」
ためらい無く、手帳をパラパラと開けて中身を眺め回す。
116: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2013/11/24(日) 01:04:21.44 ID:mcaMOwdW0
117: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/11/24(日) 01:05:01.78 ID:mcaMOwdW0
刻命「さてと……こんなところでじっとしていても始まらない。早く、黒崎と君の友達……それに妹を探しに行かないとな」
顔を上げて、背後にいる初春の方に向き直る。
118: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/11/24(日) 01:05:54.34 ID:mcaMOwdW0
刻命「この空間には、他にも狂ってしまったり憑依された人がいると思う。危害を加えられる可能性が無いとは到底言い切れない。それに殺人鬼や霊もうろついているし、危険極まりない」
ズボンのポケットに手を突っ込むと、何かを握って取り出した。
119: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/11/24(日) 01:06:37.99 ID:mcaMOwdW0
刻命「さてと……どっちに行ったらいいものかな」
所々で古びた器具に取り付いた蛍光灯が、廊下の床を照らし出していた。
120: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/11/24(日) 01:07:06.11 ID:mcaMOwdW0
初春「どういうことですか?」
刻命「先程、図工室を出たときに左へ行って、1階への階段を下りて音楽室を調べて、戻ってきたんだ」
121: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2013/11/24(日) 01:09:44.73 ID:mcaMOwdW0
本日の投下はここまでです。
なお、続きには以下のように選択肢が続きます。
A:「右に行きましょう」
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/24(日) 03:59:17.59 ID:uZ2TVaEDO
たしか右だな
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