13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 01:10:59.22 ID:F856af2G0
  
   2 
  
 山田「では、ここまでで質問のある人はいますかー?」  
  
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 01:16:22.90 ID:F856af2G0
  
  
 「少し、よろしくて?」  
  
  
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/12(土) 01:18:43.76 ID:dRJ1KWXAO
 前にあったビバップの奴かな 
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 01:19:58.73 ID:F856af2G0
 セシリア「何故なら、私は入試で唯一教官を倒した、エリート中のエリートですから」  
  
 一夏「お前には分かるのか」  
  
 セシリア「あら?私は頭を垂れて泣いてーー」  
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 01:39:39.16 ID:F856af2G0
  
   4 
  
  
 バタン  
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 01:44:31.10 ID:F856af2G0
 一夏は、ゆっくりとベットから立ち上がった。箒は何事かとそちらを見たが、一夏はそのまま窓の方へと歩いていった 。そして窓辺で足を止め、窓外に視線をやった。外に広がるのはほとんどが海だ。だが一夏が本当に海を見ているのか、それは箒には分からない。もしかすると、もっと遠くの、果てを見ているんじゃないのか、そんな風にも思えた。 
 箒には分からなかった。今の一夏に、過去に何があったのか、どうしてこうなってしまったのか。自分は何か、何かとても大切なことを自分は忘れている、そんな気がした。そして自分は悲しいのか、虚しいのか、それとも混乱しているのか、そんなことも分からないような気持ちになっていた。言い様のない喪失感に、じわじわと心を蝕まれていく。それは彼女の中で、ゆっくりと凍りついていったものが、残っていたわずかな灯で溶かされ始めたからだった。 
 そして、何処かを見つめている一夏の背中を見て思った。そのわけを考えても分かりはしない、今はそう割り切るしかなかった。 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 01:59:45.19 ID:F856af2G0
 それからしばらくして、箒はいつの間にか眠った。 
 一夏はまだ、窓辺に立っている。その視線は、ただただ虚空を彷徨っていた。まるで何かを探しているように。 
  
 「ーーーーまで、私を……忘れ……ないで………覚えていて……くれ……」 
  
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/12(土) 02:13:23.77 ID:F856af2G0
  
   5 
  
  
 一夏「…………………………………」カチャカチャ  
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 02:38:53.95 ID:F856af2G0
  
   6 
  
 千冬「えーこれより、再来週のクラス対抗戦に出るクラス代表を決めるとする」  
  
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/12(土) 02:50:53.65 ID:F856af2G0
 セシリア「ワザと負けたりしたら、私の小間使いーーーーいえ、奴隷にしますわよ!」  
  
 一夏「…………………………………」  
  
 セシリア「どうました、怖じ気づきましたの?もしそうなら、ハンデをつけて差し上げてもよくってよ?」  
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