過去ログ - 真「ボクは雪歩の何になれるのか」
↓ 1- 覧 板 20
2013/10/16(水) 21:46:43.54 ID:2tUqkwsno
 急須にお湯を注いでからすぐに湯呑に注がないこと。茶葉が開くまで待つ。 
 濃さが偏るので少しずつ注ぎまわすこと。一つ一つ、注意と説明を交えながら。 
  
 ボクのいつものお茶の注ぎ方を見たら、卒倒するんじゃないかってくらい丁寧だった。 
  
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/16(水) 21:47:14.87 ID:2tUqkwsno
 「熱いから気を付けて」 
  
 「わかってる」 
  
 ふーふーと息を吹きかける。淡い緑の水面に波紋が起きた。 
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/16(水) 21:48:53.57 ID:2tUqkwsno
 「味が何て言うか、濃すぎず薄すぎず……淹れ方も全然違ってたし」 
  
 「菊地さんはよくお茶淹れるの?」 
  
 「うん。暇なときは。でも、薄かったり濃かったりするんだよね。 
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/16(水) 21:49:51.34 ID:2tUqkwsno
 「あ、ご、ごめん。嫌だった……?」 
  
 「嫌とかじゃなくて……初めてちゃん付けで呼ばれたから、あはは」 
  
 「そっか、なら良かったぁ。じゃあ、真ちゃんも私のこと名前で呼んでね」 
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/16(水) 21:56:39.66 ID:2tUqkwsno
 後は不思議と会話が続かなくて、お互いにお茶を飲み終わるとすぐ帰った。 
 帰り道、一人で真ちゃん、真ちゃんと雪歩の声を反芻して、また苦笑いをした。 
 次に雪歩の名前を頭の中でなぞると、その苦笑いは歪む。 
 可憐な名前だ。ボクとは違う。 
  
16: ◆ueTY3VLB/s[sage]
2013/10/16(水) 21:59:20.71 ID:2tUqkwsno
 今日はここまで。 
 遅筆だけどなるべく早く完結できるよう努力します。 
 プロデューサーは終始空気だと思います。 
 酉つけます。まこゆき。 
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/16(水) 22:17:47.12 ID:LG+Ntvqzo
 乙したー 
  
 まこゆきは良いものだ・・・ 
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/17(木) 01:08:54.86 ID:KrUgXZ9To
 待ってるよー 
 どことなくアンニュイな雰囲気がいいな 
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/17(木) 15:51:50.78 ID:IITNBL8Jo
 乙 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/18(金) 15:00:34.50 ID:CntNRIzDO
 乙なの 
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/10/18(金) 15:43:42.16 ID:PLhwc9jDO
 ゴミスレ。さっさとゴミ箱すてとけks 
43Res/23.89 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。