過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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215: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:18:18.23 ID:WtfI3Ree0

パンの形をしたクッキーを食べる。
食感はクッキーでしかないが、見目はパンそのものだ。
その中でもフランスパン型のものがお気に入りのフィアンマは、実に上機嫌だった。

以下略



216: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:18:54.42 ID:WtfI3Ree0

フィアンマが改めて昼寝を開始したため。
トールは外に出、彼女へのプレゼントを捜すことにした。
彼女は何を贈ってくれるつもりなのだろうか、さっぱり読めない。

以下略



217: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:19:27.28 ID:WtfI3Ree0

うんうんと悩みながらショッピング街をぶらついて早三十分。
プレゼント候補の売り出し品はうんと溢れている。
しかし、その中から選ぶのは、結局のところトール自身である。

以下略



218: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:20:17.01 ID:WtfI3Ree0

赤い服に合わせるなら、暖色のアクセサリー。
宝石は好みがあることに加え、術式に影響を及ぼしやすい。

「…これにするか」
以下略



219: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:20:46.62 ID:WtfI3Ree0

そうしてやって来た聖夜は、いつもと変わりないものだった。
ご馳走の大概はトールが食べ、ケーキの大半はフィアンマが平らげた。
話をして、入浴して、身支度をして、眠る準備をして。
一日の流れは変わらずにどこまでも平凡で、どちらかというと怠惰なものだった。
以下略



220: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:21:16.96 ID:WtfI3Ree0

「…………」

箱を開けたフィアンマは、指先でループタイを撫でていた。
無言のまま何度も、確かめるように、なぞっている。
以下略



221: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:21:46.96 ID:WtfI3Ree0

嬉しい。
嬉しい、嬉しい、うれしい―――――。


以下略



222: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/02(月) 22:22:31.42 ID:WtfI3Ree0

今回はここまで。
300レス目まではいちゃいちゃだって…決めたんだ…


223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/03(火) 00:14:46.45 ID:iSLHZ5gko
乙、どこかで見たことあるような1だけど前になんかSS書いてたことある?


224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/03(火) 18:37:14.61 ID:Qc6OPzjSO
おつ。ウーフィア期待。

クリプレとか渡す時、相手のそれとなく欲しそうな物を察して用意すんの難しいよな。楽しいけど

SS速報の板内検索で フィアンマ でやると出る90%くらいがこの>>1の作品って知ったら…
以下略



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