過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/08(日) 01:02:14.88 ID:aSAiUvZSO
おつ。何故か戦闘狂って聞くと守り人シリーズの短槍使いのバルサを思い出すな。

私は闘鶏と同じだ〜とか言ってたけど、トールも同じような感じなんかね?

置き去りにされた子はまだ助かってよかったな。マジ救世主フィアンマさん


238: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:22:28.68 ID:kna01/qC0

修羅場に移行しよう…。
にわとりトールくんかわいいですね


以下略



239: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:23:10.57 ID:kna01/qC0

冬が終われば、あっという間に春がやって来る。
生命の息吹というものは、植物の姿で人々の目を楽しませた。
日本では桜前線がどうこうで盛り上がっている。

以下略



240: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:23:52.19 ID:kna01/qC0

「じゃ、ちょっと出てくる」
「ああ。何かあれば連絡をしろ」

散策に出かけるトールに、フィアンマは珍しくついていかなかった。
以下略



241: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:24:28.87 ID:kna01/qC0

通信霊装が、反応を見せた。
誰かが通信をかけてきた証拠だった。
フィアンマは熱に浮かされながらも確かに反応し。
ゆっくりと右手を伸ばすと、霊装を掴んだ。
以下略



242: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:25:01.82 ID:kna01/qC0

(体調悪いヤツに受ける甘いものっていうと……)

散策を好きなだけ終えたトールは(道中何度か人助けをしつつ)、買い物に来ていた。
フィアンマの体調が芳しくないということは既に知っている。
以下略



243: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:25:45.53 ID:kna01/qC0

プリンやゼリーを食べ、薬を呑み。
改めてベッドに横たわったフィアンマは、毛布にくるまる。
トールはというと、彼女がよろめきながら淹れた紅茶を飲んだのみ。
そして、彼女の枕元、その脇に椅子を置いた。
以下略



244: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:26:13.98 ID:kna01/qC0

フィアンマがトールに供した紅茶。
その中に溶かされていたのは、砂糖―――ではなく、遅効性の睡眠薬だった。
気づかれなかったようだ。いいや、警戒していなかったのだろう。
警戒しないでいてくれたのだ。それはとても嬉しいことで、それを利用してしまった自分が恨めしい。
以下略



245: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:26:40.26 ID:kna01/qC0

「………」

顔を覗き込む。
指先で、彼の頬を撫でた。
以下略



246: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 23:27:28.82 ID:kna01/qC0

今回はここまで。


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