過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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227: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:46:01.88 ID:LaGas/7B0

大事にするとはいっても、アクセサリーは身につけることが前提のものである。
なので、フィアンマはきちんと身につけることにした。

「…ん」
以下略



228: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:46:32.18 ID:LaGas/7B0

いつまでも閉じこもっていては体が鈍る。
二人の考えが一致したため、何を話すでもなく外へ出た。
クリスマスを越え、時期は年を越す方向へと順調に向かっている。
年を越す瞬間は家族とゆったり過ごしたいのだろう、人々は買い出しに出ていた。
以下略



229: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:46:59.14 ID:LaGas/7B0

有り体に言えば、迷子のようだった。
しかし、迷子にしては様子がおかしいようにも見えた。

「迷子か?」
以下略



230: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:47:39.06 ID:LaGas/7B0

諦めがつくまでには長い時間がかかる。

両親など物心がつく頃には既にいなかった二人にも、それは理解出来た。
だから、きっと居ないだろうとわかってはいても、『母親を探そう』と提案した。
以下略



231: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:48:13.40 ID:LaGas/7B0

「何処行くんだ?」
「教会だよ」

決まっているだろう、とぼんやりと言い。
以下略



232: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:48:42.03 ID:LaGas/7B0

「意外と良い母親になるタイプだな、フィアンマ。
 家庭的な所もあるし、子供の面倒もみれるしな」
「つまり、俺様と結婚したら子供が欲しいと」
「ぶっ」
以下略



233: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:49:12.17 ID:LaGas/7B0

夕食はカルボナーラだった。
生クリームによる胃もたれ感にぐだぐだとしつつ、トールは霊装を手入れする。
フィアンマは見目を元に戻すと(筋力がもう必要ないからだ)、ベッドに寝転がる。

以下略



234: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:49:37.42 ID:LaGas/7B0

「お前は、世界を旅して勝負をする―――今のような生活をいつ頃からしているんだ」
「物心ついて、暫く経ってから…ってところか。
 狩猟と只の殴り合いじゃ満足出来なくなって、もっと強くなりたかった」
「ほう」
以下略



235: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/08(日) 00:50:15.11 ID:LaGas/7B0

今回はここまで。
(皆さんも修羅場の方が好きだったりするんですかね日常より)


236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/08(日) 00:56:52.95 ID:bTwewWrN0
乙ー
次回予告の欄になんか既視感を覚えたから聞いてみたんだが
なるほど8割は1の作品だったのか


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