過去ログ - フィアンマ「助けてくれると嬉しいのだが」トール「あん?」
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822: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:15:35.21 ID:7yf7VPgC0

???「でーもそれって俺の愛なのー」



以下略



823: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:16:24.41 ID:7yf7VPgC0

オティヌスの発言と同時。
フィアンマの脳裏に浮かんだのは、週刊雑誌のニュース欄。
とある宗教団体の集められたビル内で行われた大量殺人事件。
三百人を優に超える人々は、一人残さず女教祖に撲殺された。
以下略



824: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:16:55.46 ID:7yf7VPgC0

「魔術師は唐突に発狂す(到達す)ることがある」

(元)魔神たる少女は冷静にそう告げて、コーヒーを啜る。
温かい飲み物を口にしているはずなのに、フィアンマの体温は下がっていった。
以下略



825: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:17:40.14 ID:7yf7VPgC0

「………戻った」
「おお、お帰り」

あまりにも退屈だったからか、トールは霊装の手入れをしていたようだった。
以下略



826: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:18:47.75 ID:7yf7VPgC0

ペットボトルの蓋を締めた事を確認してから、抱きついた。
ぎゅう、と強く抱きしめる。
気持ちが伝わっている訳ではないだろうが、抱きしめ返された。

以下略



827: ◆2/3UkhVg4u1D[saga !red_res]
2014/04/07(月) 22:19:23.89 ID:7yf7VPgC0

『……良い感じに温まってきたか』

口元に薄く笑みを浮かべ、青年はベッドに横たわる。
欠伸を飲み込んで、愛しい一人の少女について考えた。
以下略



828: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:19:57.03 ID:7yf7VPgC0

甘えてくるのは良いのだが、ちょっと様子がおかしくないか。

眉を顰めそう思いつつ、トールはフィアンマを見つめる。
ぬくぬくと毛布の中で温まっている彼女は眠っていた。
以下略



829: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:20:37.54 ID:7yf7VPgC0

この動乱の中でも仕事は仕事、きっちりやり遂げるらしい。

出来上がった指輪を取りに、トールは宝石店へと来ていた。
フィアンマは眠っていたようなので、置き手紙を残してきた。
以下略



830: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:21:28.39 ID:7yf7VPgC0

「ん……」
「はよ。今日は寝坊だな」

戻ってみると、彼女はぐっすり眠っていた。
以下略



831: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/04/07(月) 22:22:05.21 ID:7yf7VPgC0

今回はここまで。
フィアンマちゃん(さん)は浮気二回まで許してくれるイメージがあります。三回目でころす。


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