過去ログ - サスケ「何で俺を連れ戻しやがった……!」
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15
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[saga]
2013/11/05(火) 18:30:17.67 ID:LFgMt1P+0
どうやったのか綺麗に取り出されていた写輪眼は、再びカカシの左目に収まった。反対する者も少なからずいたが、火影はさらりと受け流し自ら処置を行ってくれた。
しかし、カカシは何の反応も示さなかった。怒りも喜びもせず、ただぼんやりとしているように見えるが、事態はもっと深刻だった。ボロボロの経絡系がチャクラの流れを乱し、ずっと幻術にかかっているような状態なのだという。
回復は難しい、そもそも意識を保っていられたのさえ奇跡だと、口を揃えて言われても俺たちの決意は変わらなかった。
以下略
16
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[saga]
2013/11/05(火) 18:32:03.62 ID:LFgMt1P+0
大蛇丸を何とか追い返してから数日後、俺達はまた病院にやって来ていた。あの戦いが嘘だったかのように、病室の穏やかさは変わらない。
「アンタねぇ……お見舞いにユリの花は駄目なのよ」
「なんでだよ。何か綺麗でいいじゃん」
以下略
17
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[saga]
2013/11/05(火) 18:36:27.64 ID:LFgMt1P+0
今日も俺は病室の扉に手をかける。既に室内に居たナルトとサクラが、カカシと楽しそうに話していた。俺は驚きつつも嬉しくて、三人に駆け寄る。
「元に戻ったのか!」
「戻るわけ無いでしょ。お前のせいで俺は死ぬしかない」
以下略
18
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[saga]
2013/11/05(火) 18:37:54.77 ID:LFgMt1P+0
地獄の団子事件から更に一年半が経ち、 病室のドアを開けると、サクラがニヤニヤしながら待っていた。
「なんだよ、気持ち悪いぞ」
「なぁ、サスケも来たんだし早く教えて くれよ!」
以下略
19
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[saga]
2013/11/05(火) 18:40:09.27 ID:LFgMt1P+0
俺が里を抜けようとした時から、もう三年が経った。
俺達は修行と任務に励み、全員中忍試験に合格する事が出来た。サクラの医療忍術の腕も格段に上がり、覚えたての頃から毎日根気よく治療を続けた結果、皆が匙を投げたはずのカカシは、ボロボロだった経絡系は見事に修復され、体の衰えとチャクラの乱れを除けば健康体と言って良いほどに回復していた。
これには火影も驚き、サクラを誉めちぎっていたのは半年も前の事だ。未だに俺達はカカシの笑った顔を見ることが出来ていない。相変わらず焦点の定まらない右目は、俺達の方を向く事すらない。小さな糸口でも見逃さないよう、反応が あったと勘違いしては一喜一憂を繰り返した。
以下略
20
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[saga]
2013/11/05(火) 18:42:28.45 ID:LFgMt1P+0
―おまけ―
「なぁなぁ、カカシ先生」
「んー?」
以下略
21
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/11/05(火) 18:42:38.11 ID:j3dJmAtVo
乙乙
22
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
[saga]
2013/11/05(火) 18:43:54.74 ID:LFgMt1P+0
「全く仕方ねぇな、乗れってばよ」
「よいしょっと……。本当に大丈夫か?」
「当たり前だってばよ!俺だって成長したんだからな!」
以下略
23
:
オータ
◆aTPuZgTcsQ
2013/11/05(火) 18:51:15.38 ID:LFgMt1P+0
前にpixivにあげたやつをちょびっと改良したものですが、いかがだったでしょうか。
以前、ssVIPにあげた
三代目「ナルトはお前に任せる」
ナルト「戦争は終わった」
以下略
24
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/11/05(火) 19:24:20.30 ID:YII2GIBpo
え?あぁ終わったんだ
25
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/11/05(火) 19:26:44.82 ID:9TbY6a4Vo
おつん
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