127: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/19(土) 05:17:34.54 ID:Ayy57t3L0
ミサトは時たま遠い目をする。
その時、何を思い、何を考え、何を感じているのか。
それはシンジにはわからない。
128: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/19(土) 05:23:23.52 ID:Ayy57t3L0
その数日後、ちょっとしたきっかけから、シンジはその時の事をアスカに話す事となった。
「そう……ミサトがそんな風にね……」
アスカはそれだけ言うと、まるで何も聞かなかったかの様に冷蔵庫からアイスを取り出し、そして自分の部屋へと普段通りに戻っていった。とはいえ、きっとアスカにも気持ちは伝わったんじゃないかとシンジは思う。
129: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/19(土) 05:25:05.77 ID:Ayy57t3L0
「えっ!? ちょっと、何でこがふっ!!」ズガッ!!
「ぐあっ!!」ズガッ!!
130: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/19(土) 05:26:05.63 ID:Ayy57t3L0
つづく
131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/19(土) 06:33:16.20 ID:eQ7xYOUDO
なんでや
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/19(土) 12:20:46.16 ID:+/WUP6IJ0
世界って残酷だね
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/04/20(日) 16:09:54.96 ID:sHZqfuKZ0
この世界に未来はない。
人類にも未来はない。
そう考えた一部の人間がゼーレという組織を発足させた。
134: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/20(日) 16:12:03.74 ID:sHZqfuKZ0
いつだったか、スイカ畑で加持はシンジと語り合った事がある。
「君は……貧乳は好きかい?」
シンジは少しだけ目を伏せた。彼は巨乳好きだったからだ。
135: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/20(日) 16:13:29.48 ID:sHZqfuKZ0
そんな事をふと思い出した昼休み。
シンジはため息を三回つきながら自分の弁当を取り出した。
横ではトウジが「メシや、メシやー」と歓喜の声を上げている。
136: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/04/20(日) 16:16:16.59 ID:sHZqfuKZ0
「綾波……これ。前に喜んでくれたから……。迷惑じゃなかったら食べて」
レイは少し驚いた様な顔を見せたが、それもわずかな間だけで、彼女はそっと手を出すと、頬をほんのり染めながら弁当箱を受け取った。
「ありがとう……///」
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