過去ログ - 碇シンジの日常
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93: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/04(火) 18:21:10.21 ID:pV7V1bap0
それから二人は電話番号を交換し、その日はテントで一緒に寝た。

ケンスケは無論寝込みを襲うような真似はしなかったが、彼の心はどことなく満たされていた様な気がする。

それはカヲルと一緒に寝る時の様な、激しい満たされ方ではなかったが、ケンスケはそこに安らぎと安心感を見いだしたのかもしれない。
以下略



94: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/04(火) 18:24:01.28 ID:pV7V1bap0
「ごめん、話が逸れたな、碇。本題はここからでさ」

この時、シンジのLIFEは既に0を大きく下回っていたが、ケンスケは話に夢中で気がつかなかった。

ゲンドウへの熱い想いを頬を染めて語るケンスケは、純情で穢れを知らぬ乙女にも、死者に鞭を打つ冷酷な処刑人の様にも見えた。
以下略



95: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/04(火) 18:25:35.39 ID:pV7V1bap0
親が子供を想わない訳がない。

子供が親を想わない訳がない。

ただ、それに気が付きにくいだけの話だ。
以下略



96: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/04(火) 18:27:39.83 ID:pV7V1bap0
ふと、弾むような足取りが聞こえた。

その足音と共に体操服を抱えたアスカがハァハァ言いながらシンジの元へと駆けつけた。

「ほら、シンジ。持ってきてあげたわよ。感謝しなさいよ」
以下略



97: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/04(火) 18:28:29.91 ID:pV7V1bap0
つづく


98:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 18:36:37.90 ID:VyqS4vHzo
乙、相変わらず独特の雰囲気で面白い


99:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 18:37:23.49 ID:VyqS4vHzo
乙、相変わらず独特の雰囲気で面白い


100:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 18:38:30.58 ID:VyqS4vHzo
ゴメン、エラーで二回書き込んでしまった


101: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/05(水) 17:06:37.25 ID:2xY/BUup0
綾波レイがいつ頃からシンジの事を好きになったかはわからない。

そもそも本人はこの感情が恋だという事すら理解していなかった。

ただ、シンジといると心がポカポカする。
以下略



102: ◆Q2Rh6LUPmsVj[saga]
2014/03/05(水) 17:09:22.63 ID:2xY/BUup0
リツコは煙草をふかしながら、まるで宇宙の真理を悟ってしまったかのように言う。

「いいこと、レイ。男なんて全員単純でバカな生き物なのよ。人のいない所に呼び出して、脱ぎなさいと命令して、変態と罵って、頬をはたいて、蔑んだ目をしながら踏んであげれば、誰もが力強く激しく猛々しく、あえてオブラートに包んだ言い方をするなら、まるでオペラで観客が感動してスタンディングオペレーションを行うかの如く勃起するわ」

レイは無表情のまま質問した。
以下略



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