過去ログ - P「貴音は笑った。完璧なまでに」
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2013/12/04(水) 19:57:57.62 ID:iK2/15aP0
<2バンセンニ、〇〇ホウメン…  
    
  P(思ったより打ち合わせが長引いてしまった……事務所に音無さんが残ってなかったら荷物を持って帰れなくなるところだった)  
    
  P「うぅー、冷える。電車乗る前に缶コーヒーでも飲んでおくか……ん?」  
    
  貴音「……」  
    
  P(向かいのホームに、貴音……? どうして、もう一時間以上前に帰ったはずじゃあ……)  
    
  貴音「……」  
    
  P「こっちには気づいてない、みたいだな……」  
    
  P(何故だ、物凄く、気にしてはいけない気がする。けど、無理だ、気になってしょうがない)  
    
  貴音「……」  
    
  ――その後俺は、向かいのホームでうつむき加減に佇む貴音を気に留めつつ、電車に乗り自宅へと帰った。  
    
    
    
  貴音「……」  
    
  貴音「『早く殺さないと』」ボソッ
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2:濃茶(諸注意)
2013/12/04(水) 20:00:44.27 ID:iK2/15aP0
 ※このSSは貴方の中の『四条貴音』像を壊す可能性があります。 
 ※このSSに猟奇的な表現は含まれない『予定』です。 
  
 ※このSSは、温めておいたネタが盗まれた挙句駄作に仕上げられたムシャクシャを動力に作っています。おかしな点がありましたらご指摘お願いします。 
3:濃茶
2013/12/04(水) 20:12:37.61 ID:iK2/15aP0
 P「おはようございます」ガチャッ 
  
 響「はいさーい、プロデューサー」 
  
 P「あれ、響だけか。って音無さんも居ない?」 
4:濃茶
2013/12/04(水) 20:19:08.29 ID:iK2/15aP0
 P「あ、ああ、おはよう、貴音」 
  
 響「はいさーい、貴音! でも遅刻だぞ!」 
  
 貴音「はて……本当ですね。申し訳ありません」 
5:濃茶
2013/12/04(水) 20:28:20.69 ID:iK2/15aP0
 記者「本日はありがとうございました。良い記事が書けそうです」 
  
 響「それは良かったさー! にふぇーでーびたん!」 
  
 貴音「有難うございました」 
6:濃茶
2013/12/04(水) 20:35:11.67 ID:iK2/15aP0
 <ラッシャッセー、ハイ、ソッチツメテー 
  
 貴音「頂きます」ズルズル 
  
 響「んー、レッスン後だと脂が体にキツいけど、今日みたいな日には丁度良いぞ」チュルチュル 
7:濃茶
2013/12/04(水) 20:42:22.41 ID:iK2/15aP0
 P「あー、食った食った」 
  
 響「うー、もうお腹一杯だぞー」 
  
 貴音「私はまだもう少し食べられますが……まあ、食べ過ぎも宜しくないですね。御馳走様でした」 
8:濃茶
2013/12/04(水) 20:53:10.35 ID:iK2/15aP0
 貴音「改めて、御馳走様でした」 
  
 P「じゃあ、帰るか」 
  
 貴音「ええ。すみません、お会計を……」 
9:濃茶
2013/12/04(水) 20:53:56.23 ID:iK2/15aP0
    明日また続きから書きます。 
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/04(水) 22:18:35.93 ID:ZQhe0Pv4o
 完全犯罪彼女か? 
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/04(水) 23:42:26.62 ID:ZFtz3dScO
 乙 
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/04(水) 23:44:41.41 ID:nq4rYuL+o
 乖離性うんちゃら 
13:濃茶
2013/12/05(木) 18:07:52.12 ID:crZ4goI90
 P「どういう、ことなんだ?」 
  
 貴音「順を追って話します。私が誰なのか、『四条貴音』とはなんなのか」 
  
 P「ああ……話してくれ。貴音、で良いんだよな?」 
14:濃茶
2013/12/05(木) 18:17:54.69 ID:crZ4goI90
 貴音「去年の春、私は地元を離れて上京してきました」 
  
 貴音「目的は当然、アイドルになるため。その為に、私は研究を重ねました」 
  
 貴音「素の自分のままではアイドルになれない。そう考えた私は、いわゆる『キャラ作り』をしたんです」 
15:濃茶
2013/12/05(木) 18:25:57.13 ID:crZ4goI90
 貴音「私が演じていた、アイドルとしての四条貴音の姿は、いつしか私の中で独立した一つの人格になっていたんです」 
  
 貴音「私というオリジナルから、仕事の時間になると途端に、アイドルへと意識と人格が切り替わっていくんです」 
  
 P「……待ってくれ、ということは、だ。今俺と話してる貴音は、貴音が仕事をしているときどうなってるんだ?」 
16:濃茶
2013/12/05(木) 18:35:51.90 ID:crZ4goI90
 貴音「だから私は、今年の春から動き始めました」 
  
 貴音「『貴音』にも、事務所の誰にも、もちろんプロデューサーにもバレないように」 
  
 貴音「私が仕事の時間に出て行きました」 
17:濃茶
2013/12/05(木) 19:16:11.50 ID:crZ4goI90
 貴音「そうして私が表に出て、私が仕事をして、私が皆と接する」 
  
 貴音「誰にも気づかれないまま、アイドルとしての四条貴音の地位に私がつく」 
  
 貴音「私が『私』を[ピーーー]ための殺人計画。誰にも気づかれることなく、『貴音』が消えたことにすら気づかせない完全犯罪です」 
18:濃茶(>>17訂正)
2013/12/05(木) 19:17:19.59 ID:crZ4goI90
 貴音「そうして私が表に出て、私が仕事をして、私が皆と接する」  
  
 貴音「誰にも気づかれないまま、アイドルとしての四条貴音の地位に私がつく」  
  
 貴音「私が『私』を殺.すための殺人計画。誰にも気づかれることなく、『貴音』が消えたことにすら気づかせない完全犯罪です」  
19:濃茶
2013/12/05(木) 19:17:47.60 ID:crZ4goI90
    続きはまた後日書きます。 
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/12/05(木) 19:19:33.17 ID:RHI1Z1zSo
 メール欄に「saga」を入れると 
 「殺す」とかのフィルターかからなくなるぞ 
  
 sageじゃないぞ、sagaだからな 
21:濃茶[saga]
2013/12/05(木) 20:31:35.26 ID:crZ4goI90
 >>20 
 dクス 
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