154: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 01:33:49.72 ID:aHxUVDzso
誰もがそうなるであろう、叫ぶであろう。生者が纏う空気ではないのだ。出会った者に訪れる『疑いようもない死』そのものだった。自分とて、その姿が見知った者のソレでなければ、きっと失禁までしていたに違いない。
155: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 01:36:10.00 ID:aHxUVDzso
「た、た、大公殿下を殺したのもお前かっ!?」
「知っているだろう?それは俺じゃない。新しいお妃様だ。生きたまま、『藁のように』寸刻みにされて死んだ」
156: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 02:03:12.85 ID:aHxUVDzso
「ところでいい加減、質問に答えてくれないだろうか?」
「い、いやだ、来るな」
157: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 02:21:08.97 ID:aHxUVDzso
「……物語の楽しみ方の一つは『自己投影』。で間違いなかっただろうか?」
158: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 02:28:34.18 ID:aHxUVDzso
「お前は目に見える結果だけを追って生きてきたのだろう?ならば骸になるという結果も受け入れろ」
「い、いやだ、死にたくない……どうしてこんな事をするっ!?確かに俺は今まで悪事を働いたのかも知れん、だが直接人を殺したことなど一度もない」
159: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 02:29:56.77 ID:aHxUVDzso
ちょっと休憩します。
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/25(水) 02:42:52.78 ID:kd4a47Nj0
夢だけど夢じゃなかった!?
161: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 03:22:47.32 ID:aHxUVDzso
・・・・・・・・・
162: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 03:28:57.96 ID:aHxUVDzso
「…………どうすればいいだろうか」
「……可愛いわね」
163: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 03:36:11.82 ID:aHxUVDzso
「破格ね」
「そうだろうか?」
164: ◆nlCx7YJs2Q[saga]
2013/12/25(水) 03:42:03.42 ID:aHxUVDzso
「やっぱり、あなた、サンタさん?」
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