過去ログ - 京太郎「俺はあなたが欲しい!」ゆみ「黙れ」
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:52:25.28 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「やっぱダメじゃねーか」ヒソヒソ
桃子「おかしいっすね。私はこれで一発だったんすけど」ヒソヒソ
ゆみ「お前たち聞こえているぞ」
京太郎「ゆみ先輩! なんで『こんな私でよければ』って言ってくれないんですか!?」
ゆみ「誰が言うか。むしろなぜ言うと思ったんだ」
京太郎「だってモモがこれでイチコロだったっすよっていうから」
桃子「本当っすよ? 先輩にこれを言われて私は一発で落ちたっす」エヘン
京太郎「落ちたのお前かよ! くそ、お前が言ったにしちゃ変だなと思ったんだよ!」
ゆみ「漫才をやるなら他所でやれ。というか須賀は清澄に帰れ」
京太郎「はっ! 確かにそろそろ帰らないとバイトに間に合わない! ゆみ先輩、俺の予定を気にしてくれたんですね!」
ゆみ「まったくそんなことはないが、この際それでもいいからさっさと帰れ。それとゆみ先輩と呼ぶのはやめろと言っているだろう」
京太郎「えーいいじゃないですか。咲も和も優希も下の名前で呼んでるからその流れでですよ!」
ゆみ「……久と染谷のことはなんと呼んでいるんだ?」
京太郎「竹井先輩と染谷部長ですよ?」
ゆみ「……」プルプル
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:53:02.84 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「おっと、時間がない! それじゃ帰ります! ゆみ先輩、また来週!」タッタッタッ
ゆみ「おい待……! たなくていいか。もう来なくていいぞ」ハァ
桃子「相変わらず京太郎に厳しいっすねー。もう少し優しくしてあげてもいいんじゃないっすか?」
以下略
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:53:54.21 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「ゆみ先輩、今日も綺麗ですね。俺と付き合ってください!」
ゆみ「また来たのか。さっさと帰れ」
京太郎「つれないですね。じゃあ映画に付き合ってください」
以下略
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:54:28.88 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「俺はゆみ先輩と同じ映画を見て感想とか話したいんです! 今回は隣の席に座るのは諦めますから、ゆみ先輩はモモと座ってください」
ゆみ「お前はバカなのか。いや前からそう思ってはいたが」
京太郎「ゆみ先輩と一緒に映画を見たいと思えばこそです!」
以下略
5
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:55:13.01 ID:ZcOxDHJHo
――映画終了――
ゆみ「終わったな。それじゃあモモ。私は帰るから須賀に帰ったと伝えて――」
桃子「いい映画だったっすね」
以下略
6
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:56:21.57 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「モモはどこのシーンが好きだった?」
桃子「私はあそこっすね。主人公が親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいくところが……」
京太郎「そんなシーンはねえよ!」
以下略
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:57:27.88 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「ゆみ先輩はどこが好きでした?」
ゆみ「……あ、わ、私か。私は――目が潤んだのはラストシーンだな」
桃子「素直に泣いたって言ってもいいんすよ?」クスクス
以下略
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:57:55.33 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「遅くなっちゃいますしそろそろ出ましょうか。ここは俺が――」
ゆみ「いい。私が払う」
京太郎「え? そんな俺が誘ったんですし、俺に払わせてくださいよ」
以下略
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 16:58:45.33 ID:ZcOxDHJHo
桃子「無駄遣いって酷いっすよ!?」
ゆみ「そういう意味じゃ……ああもう! ともかく須賀にこれ以上借りは作りたくない! 私とモモの分は私が、須賀の分はモモが払う! いいな!」
桃子「わかったっすよ」クッ
以下略
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:00:05.90 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「ゆみ先ぱーい! 今日はまた一段と可愛いですね。俺の恋人になってください」
ゆみ「今週も来たか。断る」
京太郎「相変わらず即答ですね。でも今日も会えて嬉しいです!」
以下略
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:00:42.07 ID:ZcOxDHJHo
ゆみ「はぁ……まあいい。それで私の趣味が昼寝だからどうした」
京太郎「快眠枕の懸賞に応募したら見事当選したんですよ。先輩に誕生日プレゼントです!」ドウゾ
ゆみ「一口に快眠枕と言っても人それぞれ好みがある。それは須賀が使うといい」
以下略
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:01:33.38 ID:ZcOxDHJHo
ゆみ「それはそうだが。……というかだな。そもそも須賀に借りを作りたくない」
京太郎「先輩は固いですねー。……じゃあこうしましょう。この枕を先輩にあげますから、今度俺に麻雀を教えてください。それで貸し借りなしってことで」
ゆみ「麻雀? 清澄で十分教わっているだろう?」
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:02:08.82 ID:ZcOxDHJHo
ゆみ「……わかった。それじゃあ私が教えるから、代わりにその枕をくれ」
京太郎「はい、どうぞ貰ってください」
ゆみ「ああっ」ギュッ
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:02:38.38 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「いつものことだけど少しくらい遠慮してもいいんじゃないのか」
桃子「頼むほうが一切遠慮しないのに、なんで頼まれた側が遠慮しなきゃいけないんすかね」
京太郎「ゆみ先輩と連絡取れないんだから仕方ないだろ! あ、そうだ。ゆみ先輩、もしよければこの機会に連絡先を……」
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:03:09.88 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「こんにちは! 今日も凛々しいですね。俺と彼氏彼女の関係になってください!」
ゆみ「カレカノは好きだがそういう話なら帰れ」
京太郎「今日の本題は別にありますから帰りませんよ。約束通り来ました!」
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:03:38.90 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「……おいモモ」
桃子「来ることは伝えたじゃないっすか」フン
ゆみ「高校に集合というから何かと思えば……!」
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:04:11.26 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「こんにちはー。宣言通り来ましたよ!」
睦月「須賀くん、こんにちは」
佳織「いらっしゃい。私と同じ初心者なんだよね? 今日はよろしくね」
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:05:03.30 ID:ZcOxDHJHo
ゆみ「聞いているなら余計に警戒するはずだろう!?」
桃子「不器用でバカな奴だなってくらいが関の山じゃないっすかねえ」
智美「そもそもユミちんしか眼中になさそうだしなー」ワハハ
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:05:29.91 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「うーん」
ゆみ(5巡目か。今のところ普通に打っているように見えるが……)
京太郎「……」タン
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:06:04.40 ID:ZcOxDHJHo
睦月「リーチ!」
京太郎「……」タン
ゆみ(ふむ、東一局はあれだったが、ここまで見た限り牌効率はそれなりに考えられているようだ)フム
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◆6ardW1rCAXVJ
[saga]
2013/12/21(土) 17:06:46.14 ID:ZcOxDHJHo
京太郎「ここでも最下位か……」ズーン
智美「ブランクのせいでなまってるなー」←3位
佳織「あんまり気を落とさないで。私なんて運が良かっただけだから」←2位
以下略
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