過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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894
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◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:10:59.46 ID:Xp3zhnRt0
それを前にして、『主に仇なす敵』――――レミリアがとった行動は『回避』。
パチュリーが生み出した炎は、術者とっての敵のみを選択的に焼き払うもの。
つまり、『敵ではないもの』に対しては何ら影響を及ぼすことはなく、即ち何かを盾にして防ぐことはできない。
その魔術の標的になった者にできることはただ逃げ惑うのみであり、
以下略
895
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:12:03.99 ID:Xp3zhnRt0
それはまるでフィクション映画の中の一コマのよう。
オカルトの世界に身を置くパチュリーであるが、魔術を全く用いずにこれだけのことを成し遂げるレミリアに対し、
大きな驚きと一種の確信の眼差しを向けた。
以下略
896
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:12:58.54 ID:Xp3zhnRt0
しかし、そのショックのまま茫然と立ち尽くすような彼女では無い。
その身はイギリス清教第零聖堂区『必要悪の教会』の一員である、魔術戦闘のエキスパート。
この程度のことで判断を鈍らせていては、『必要悪の教会』としての職務を全うすることなどできはしない。
以下略
897
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:14:09.02 ID:Xp3zhnRt0
パチュリー「C A T O Y T O C F Y N T T C T Y E
(――――座標指定。 我を原点として北に1.5ヤード、東に3.2ヤード)」
レミリア「くっ……!」
以下略
898
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:19:04.38 ID:Xp3zhnRt0
レミリア(間に合うか……!?)ダッ!
以下略
899
:
◆A0cfz0tVgA
[saga]
2015/03/30(月) 00:20:17.34 ID:Xp3zhnRt0
レミリア「……」タッ
パチュリー「……」
以下略
900
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:20:58.16 ID:Xp3zhnRt0
パチュリー(この人外じみた身のこなし……やっぱり体が吸血鬼化しているようね)
パチュリー(一体いつから……? いや、それよりもどうやって……?)
以下略
901
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:22:07.46 ID:Xp3zhnRt0
パチュリー(記録だとスカーレット家が構築した魔術は不完全なものだったはず)
パチュリー(だからこそ、それを使ったヘンリー・スカーレットは知性を失った怪物になった)
以下略
902
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:23:28.09 ID:Xp3zhnRt0
歴戦の魔術師の身を竦ませるほどの豹変。
もしレミリアが同じような魔術を使ったのだとすれば、彼女も父親と同じように理性を失っても不思議ではないのだ。
以下略
903
:
◆A0cfz0tVgA
[saga sage]
2015/03/30(月) 00:24:50.70 ID:Xp3zhnRt0
『白波の姫君』は四大元素の一つである『水』を用いる魔術の中で、初歩の初歩とも言えるものである。
『焔の蜥蜴(サラマンダー)』。
以下略
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