過去ログ - 響「secret share」
1- 20
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:10:06.52 ID:6yBCWbRi0

「貴音ー、自分ご飯作るから、お湯が溜まったら先にお風呂入っちゃう?」

「それはなりません。家主より先に一番風呂を取るわけにはいきません」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:11:09.18 ID:6yBCWbRi0

「――――」

再び、白い世界を視た。
貴音はしげしげとその世界を眺める。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:12:39.13 ID:6yBCWbRi0

我那覇響の家族の一人であり、最も彼女が行動を共にするペット。
異常な幻視体験に見舞われつつも、ある程度面識のある存在との接触に、貴音の思考は冷静さを取り戻しつつあった。

「……先程も、ハム蔵殿が?」
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:13:50.61 ID:6yBCWbRi0

「何故、と言われても……」

ただ単に響の家に行きたかっただけだ。
親しくなった友人同士が、さらに親交を深めるように。
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:16:07.88 ID:6yBCWbRi0

「…………」

どうなのだろう。
確かに響とはよく行動を共にしている。他のアイドルよりも、それは確かだ。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:17:05.46 ID:6yBCWbRi0

我那覇響は四条貴音を見つめていた。
秘密を持つ貴音にも、響は何でも打ち明けた。

「ふふ……響は隠し事が出来ない性格なのでしょうね。だから明け透けなのは私にだけということではない。それでも、あそこまで見つめられては、見つめ返さないというのが不可能といものでしょう?」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:17:59.86 ID:6yBCWbRi0

白い炎のハムスターは、その小さな肩を竦めてため息を一つ吐く。

『そうかい、なら構えるこたぁねぇな。俺らとアンタは同類だ』

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:19:42.39 ID:6yBCWbRi0

「貴方は――いえ貴方達は、何者なのですか?」

ハム蔵やその後ろにいる白い炎の動物たちを見遣り、貴音は疑問を投げかける。

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:20:42.02 ID:6yBCWbRi0

『まぁ、正体ってのは説明しにくい。どっかのなんかの残滓が集まってはぐれ畜生に宿ったモノってところだな』

「随分曖昧なのですね……?」

以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:24:03.13 ID:6yBCWbRi0

「つまり、今のあなたは幽霊……?」

『んー、それほど低位でもねーけど。ま、かいつまむとそんなモンだな』

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:25:51.73 ID:6yBCWbRi0

『はっはっは! なんだぁ、これじゃあ銀髪の女王も形無しだぜ』

ハム蔵達との距離を少し取った所で、四条貴音は平静を取り戻した。

以下略



54Res/28.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice