過去ログ - 対木もこ「私と荒川憩のカレーうどん戦争 02」
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15: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:21:32.60 ID:NVDGXRYwo

──その電話から二十四時間経っていない今に、話は戻る。


 新幹線の中で予めナース服にメールで教えてもらった情報を見たが、手持ち無沙汰なのでもう一度確認。
以下略



16: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:22:02.11 ID:NVDGXRYwo

「ごめんなぁ、遅なって」
「危うく忘れかけてたけど、確かに言われて見れば遅い」
「堪忍なぁ。もこちゃんに言われたとおり調べてたら遅なってもうたんよぉ」
「私が悪いってか」
以下略



17: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:22:29.37 ID:NVDGXRYwo

「ほんなら早速病院に向かってくださいなぁ」
「あいよ」

 清水谷竜華は事件当日、このタクシーに乗って病院まで向かったようだ。
以下略



18: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:22:56.30 ID:NVDGXRYwo

 私の身長の話は置いといて。

「気前が良いっていうのは?」

以下略



19: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:23:23.57 ID:NVDGXRYwo

 その後も道中運転手から話を聞いて、病院の前で降ろしてもらう。

 清水谷竜華が下りた場所は正門のようだ。
 まぁ、わざわざ裏門へいく理由はない。
以下略



20: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:24:51.67 ID:NVDGXRYwo

 遺体は仰向けだったらしい。
 まぁ、普通刺された死体がうつ伏せになる確率は低い。


以下略



21: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:25:33.51 ID:NVDGXRYwo

 どうやら予め園城寺怜の病室は知っていたようだ。
 友人だといっていたのだから、まぁ考えてみればおかしなことではない。

 受付を通り過ぎ、エレベーターで階を上がる。
以下略



22: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:26:23.88 ID:NVDGXRYwo

 ぽかんと口を開けて、頭の上にクエスチョンマークを作っているナース服はさておき。

「ええと。清水谷竜華の事件について聞きたいんだけど」
「直球やなぁ」
以下略



23: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:27:14.35 ID:NVDGXRYwo

「憩はミーハーやから、今度はどんなん呼んだんやろ思ったけど、自分、結構頭回るほうやんな」
「……」

 自分、というのはこの場合私を指すのか。
以下略



24: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:28:04.95 ID:NVDGXRYwo

「まぁ、でも、うちには無理やで」
「そうなんですかぁ?」

 そうや、と園城寺怜が頷く。
以下略



25: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:28:33.03 ID:NVDGXRYwo

「園城寺さん、清水谷さんに変わった様子とかありませんでしたぁ?」

 考え込む私の代わりに、そう尋ねたのはナース服。

以下略



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