過去ログ - 対木もこ「私と荒川憩のカレーうどん戦争 02」
1- 20
24: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:28:04.95 ID:NVDGXRYwo

「まぁ、でも、うちには無理やで」
「そうなんですかぁ?」

 そうや、と園城寺怜が頷く。
以下略



25: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:28:33.03 ID:NVDGXRYwo

「園城寺さん、清水谷さんに変わった様子とかありませんでしたぁ?」

 考え込む私の代わりに、そう尋ねたのはナース服。

以下略



26: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:29:01.75 ID:NVDGXRYwo

 あまり長いこと話を聞いても、園城寺怜の体に障るということなので、一度病室を後にすることにした。

 廊下を適当に歩く。ナース服も、珍しく静かだ。

以下略



27: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:29:31.88 ID:NVDGXRYwo

 すいすいと病院を歩くナース服。
 こう見ると、ようやくこいつの服装が正しい場所にいる気がする。
 今までが今まで過ぎて、変な慣れ方をしてしまったけれど、本来はナース服って病院にいるものなんだよな。
 なんか感覚が麻痺してきた。
以下略



28: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:29:59.17 ID:NVDGXRYwo

「……っていや待て、確か自宅も病院だっただろ」
「せやで?」
「前も思ったけど、いくつ経営してるんだよ……」
「んー……」
以下略



29: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:32:07.39 ID:NVDGXRYwo

 カレーうどんが見当たらないので、仕方なく目についたたこ焼き定食と言うのを購入する。

 たこ焼きで定食ってどんななんだろうという興味が凄かった。

以下略



30: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:32:35.21 ID:NVDGXRYwo

「おい」
「うん?」
「なんだこれ」
「なにって……。もこちゃんが頼んだんやろ?」
以下略



31: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:34:10.52 ID:NVDGXRYwo

「でも、焼きそばパンとかも似た様なもんやんかぁ」
「まぁ、そうだけど」

 確かにあれも炭水化物の組み合わせだ。
以下略



32: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:34:59.84 ID:NVDGXRYwo

 冗談やぁ、と言い訳がましく手を振りながら、どこからか手帳を取り出す。

「ええと。ほんなら話すなぁ」
「ん」
以下略



33: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:35:26.41 ID:NVDGXRYwo

 見舞いをするなら、別々に訪れる理由がない。
 むしろ、まとめて見舞われたほうが園城寺怜も楽だろう。

「それは……」
以下略



34: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:35:54.46 ID:NVDGXRYwo

「教えてくれへんの?」
「……」
「もこちゃんケチやんなぁ」

以下略



75Res/78.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice