過去ログ - 対木もこ「私と荒川憩のカレーうどん戦争 02」
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31: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:34:10.52 ID:NVDGXRYwo

「でも、焼きそばパンとかも似た様なもんやんかぁ」
「まぁ、そうだけど」

 確かにあれも炭水化物の組み合わせだ。
以下略



32: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:34:59.84 ID:NVDGXRYwo

 冗談やぁ、と言い訳がましく手を振りながら、どこからか手帳を取り出す。

「ええと。ほんなら話すなぁ」
「ん」
以下略



33: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:35:26.41 ID:NVDGXRYwo

 見舞いをするなら、別々に訪れる理由がない。
 むしろ、まとめて見舞われたほうが園城寺怜も楽だろう。

「それは……」
以下略



34: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:35:54.46 ID:NVDGXRYwo

「教えてくれへんの?」
「……」
「もこちゃんケチやんなぁ」

以下略



35: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:36:22.82 ID:NVDGXRYwo

「うん?」
「事件当日園城寺怜に見舞いをした三人に、電話できる?」
「電話でええん?」
「構わない」
以下略



36: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:37:11.90 ID:NVDGXRYwo

 そのままナース服に話してもらおうと思ったけれど、自分では事件のことが分からないと一点張りで、半ば強引に電話を渡されてしまった。
 あまり電話は好きではないのだけれど……。

 それに、相手からすれば、私は会った事のない人間だ。
以下略



37: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:38:01.76 ID:NVDGXRYwo

「……まぁええですけど」

 全然良さそうではない声だけれど、そこに突っ込んだら話がややこしくなるので何も言わない。

以下略



38: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:38:27.93 ID:NVDGXRYwo

 向こうが黙っている間に、荒川憩が口を開いた。

「ねぇもこちゃん、なんでそんな質問するん?」
「大事な質問だよ」
以下略



39: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:38:54.35 ID:NVDGXRYwo

「……、え、っと。余命、って、なんの」
「いや、いい。分かった」
「園城寺先輩に余命があったんですか?」
「それじゃあ」
以下略



40: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:40:00.31 ID:NVDGXRYwo

「……そうですか」
「そう。私のいう事は信じない方が良い」
「そうします」
「それがいい」
以下略



41: ◆cvvZKri7SI[saga]
2014/01/08(水) 14:40:26.68 ID:NVDGXRYwo

 携帯電話を荒川憩に返し、立ち上がる。

「もこちゃん、どこ行くん?」
「ここにいても仕方ないだろう。そうだな……」
以下略



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