過去ログ - オティヌス「見つめる世界」トール「忘れ物を捜しに」
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1: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/18(土) 01:34:19.71 ID:5vB1TAFV0

・オティヌス×トール(どう略せばいいかわからん)

・キャラ崩壊、設定壊変あり

・更新は不定期

・時間軸は旧約完了後

・雑談、質問は気軽にどうぞ

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2: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/18(土) 01:35:11.22 ID:5vB1TAFV0
十月三十日。第三次世界大戦終結。
オティヌスはそれに乗じる形で科学と魔術の融合組織『グレムリン』を結成した。
ただ、一人だけ彼女の声に応じなかった少年がいる。
雷神トール。
北欧神話を母体とする『グレムリン』において、彼は重要な存在だった。本来ならオティヌスに次ぐナンバーツーの地位を占めていたはずだ。
以下略



3: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/18(土) 01:35:51.15 ID:5vB1TAFV0
『資格……? 「グレムリン」にそんなものはない。第一、組織の長たる私が直々に出向いたのだ。これ以上の資格などないだろう』

『確かに、そうかもしれねえがこれは俺の主義だ。……お前だって個人の都合でトップに立ってるんだろ? だったら俺だって個人の都合でその誘い蹴っても構わないはずだ』

『……』
以下略



4: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/18(土) 01:36:31.93 ID:5vB1TAFV0
結局、彼の『忘れ物』が何なのかオティヌスは今もわかっていない。
そもそも本人がわかっていないのにその答えを他人である彼女が探そうとする事自体どうかしていた。
しかし不思議と考えさせられた。
『魔神』になるには最低限の知識が必要だ。その最低限も常人からすれば膨大な量で、とても処理しきれるものではない。オティヌスはそれをいとも簡単に手に入れている。つまり彼女は無意識のうちにインプット、アウトプットを好む傾向にあるという事だ。
端的に言えば「知的探究心をくすぐられる」と言ったところだろうか。
以下略



5: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/18(土) 01:37:44.55 ID:5vB1TAFV0
「……これより計画通りハワイを襲撃する。手はず通りに行動させろ」

「かしこまりました。……時にオティヌス様」

「……何だ。計画の説明を二度する気はない」
以下略



6: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/18(土) 01:38:57.26 ID:5vB1TAFV0
今回はここまで。

安価スレと並行します。

てか、オティヌス×トールってどう略すんだ……?
以下略



7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 01:43:14.51 ID:8yMTwOpco
トーヌスでええやん


8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 02:21:14.90 ID:MU63krur0
オットール?


9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 02:29:36.81 ID:J2nPR3O7o
トーヌスワロタ


10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 17:39:06.24 ID:22vcpLNro
トーオティ


11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 17:40:16.83 ID:ahU13ZFOo
トーオティに一票


12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 22:25:56.74 ID:erpU9v+5o
言いづらいなそれ


13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 23:00:40.44 ID:icr2On1A0
雷魔神に一票


14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/19(日) 01:26:24.03 ID:Rfw8HtoSO
トルティヌ

とか


15: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/22(水) 20:28:40.84 ID:7J10IGLe0
何か投票始まってた…

個人的にはトルティヌですかね


以下略



16: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/22(水) 20:29:30.04 ID:7J10IGLe0
平和な世界について考えてみた。
かなり、つまらない。
なら戦争だらけの世界ならどうだろう。
そんな悲惨な世界はいやだ。
戦って、負けて、少し学習して、次に戦ったら何とか勝てた。そんな積み重ねで彼は――雷神トールは強くなってきた。
以下略



17: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/22(水) 20:30:10.31 ID:7J10IGLe0
そして消えた人と入れ替わる形でトールの前には一人の女性が刀を携え、たたずむ。
神裂火織。世界に二十人といない聖人の一人。
彼女は長いポニーテールを揺らしながらゆっくりとトールへ歩み寄る。

「……『戦争代理人』と呼ばれるあなたがロンドンに何の用ですか?」
以下略



18: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/22(水) 20:30:43.93 ID:7J10IGLe0
結局、トールは一時的にイギリスへ滞在する羽目になった。
彼としてはどうでもいいのだが、向こうの事情はそんなに甘くないらしい。

「……で? 俺はどうしてればいいの?」

以下略



19: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/22(水) 20:31:28.75 ID:7J10IGLe0
トールはロンドンをさまよう。
もちろん目的はあった。

「……またあなたですか」

以下略



20: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/22(水) 20:32:01.03 ID:7J10IGLe0
「ふー……食った食った」

「一人前だけで満足なんですね。あの勢いなら三、四杯はいくと思いましたが」

「バーカ、俺の体みりゃわかるだろ。食べるのも満腹になるのも早いんだよ」
以下略



21: ◆e67wD8MYCo[saga]
2014/01/22(水) 20:32:32.84 ID:7J10IGLe0
そう、充分だった。外から見れば。
ただ……ただ彼には――――

――――ゴールがなかった

以下略



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