過去ログ - モバP「四面楚歌と遊び人」
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8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 18:49:53.17 ID:4BD4RFPJo
一応前作乗っけておくれ


9: ◆m03zzdT6fs[saga]
2014/01/18(土) 19:00:24.67 ID:fC8BQTDqo
>>8

モバP「七人目の正直」
ex14.vip2ch.com

以下略



10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/18(土) 22:15:07.73 ID:uzqxuRMF0
しゅーこさんヤッター!!
しかもあなただったか、期待


11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/19(日) 03:45:39.85 ID:Ez6ix6PBO
今回は周子か
期待


12: ◆m03zzdT6fs[saga]
2014/01/20(月) 19:15:28.17 ID:lC4fHmx5o
「まぁったく、お前はこんなことも出来んのかっ! この役立たず、能無しっ!」

 罵声が飛ぶ。ついでに、俺の顔面にはクリップでとめられた五、六枚の紙束が投げつけられる。

 いつもの光景で、いつものことだ。もう慣れたことで、何せ頭に内容が入ってこないようにする、という新しい技能を修得するぐらいだ。
以下略



13: ◆m03zzdT6fs[saga]
2014/01/20(月) 19:16:14.85 ID:lC4fHmx5o
「……また、Pさん怒鳴られてるよ」

「課長もむちゃくちゃだからなぁ……。Pさんには悪いけど、あの役目が俺じゃなくてよかったよ」

 周りの同僚から、そんな声が聞こえる。ああ、おっしゃるとおりですとも。所詮は契約社員上がりの正社員だ。同僚に比べると給料も能力も、二回りは落ちる。
以下略



14: ◆m03zzdT6fs[saga]
2014/01/20(月) 19:16:41.16 ID:lC4fHmx5o
『あの、すみません。課長の午後のプレゼン、詳細を教えていただけないでしょうか』

 すると、その同僚はまたですか、という表情を浮かべ、傍のファイルをしばらくめくり、

「テレビの番組再編に伴って、新しい番組の売り込みのためのプロモーションですね」
以下略



15: ◆m03zzdT6fs[saga]
2014/01/20(月) 19:17:24.69 ID:lC4fHmx5o
『ありがとうございます。では』

 俺は、軽く礼をすると、作業に取り掛かるために部署を後にする。

(……そういや、同僚に優しくされたのは久しぶりだなぁ)
以下略



16: ◆m03zzdT6fs[saga]
2014/01/20(月) 19:18:05.64 ID:lC4fHmx5o
 最初は優しかった同じ部署の同僚も、課長が指図を始めてからは俺と関わることを避け始め、最近では課長のいないときに二言三言交わすだけである。

 他の部署に関しても、なぜか接触を控えるように言われている。若干この企画課は閉塞的すぎでは、と思うこともあるが、まあ俺には関係のないことなのかもしれない。

『ともかく、時間がないからなぁ……。とっとと、プレゼン資料作らないと』
以下略



17: ◆m03zzdT6fs[saga]
2014/01/20(月) 19:18:32.77 ID:lC4fHmx5o
『割と、まあ何とかなりそうかな』

 そうやって十数分、資料を漁っていくと、とりあえず雛形に当てはめるだけの作業を行っていく。タレントの趣味、特性、特技を調べて、また人選をしていく。

 結果、一時間もする頃には二十枚ほどの簡単な資料が出来上がっていた。もちろんだが、出来はお察しである。
以下略



18: ◆m03zzdT6fs[saga]
2014/01/20(月) 19:19:05.12 ID:lC4fHmx5o
『うし、出来た』

 能天気にそんなことを呟くと、資料室を後にして、自分の部署へと戻った。

 部署に戻ると、まだ課長は戻ってきていないようで、仕方がないから課長のデスクの上に置いた。マナー違反かもしれないが、また内容で怒鳴られるのは勘弁だ。
以下略



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