過去ログ - モバP「さいごの我儘」
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20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:27:10.41 ID:KbBLsyHV0

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肇が眠り続けているって言っても、それは些細なことでしかない。
以下略



21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:28:53.77 ID:KbBLsyHV0


正直、辞めようと思った。

でももし、ここで俺がこの仕事を辞めてしまったら、肇が再起した時にお前の居場所がなくなってしまう。
以下略



22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:30:09.56 ID:KbBLsyHV0

「ああ、ただ今、響子」


五十嵐響子は俺の担当しているアイドルの一人だ。
以下略



23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:31:46.70 ID:KbBLsyHV0


「まだ目を覚まさないんですか?」

「…そうだな。それにしても今日は寒いよなぁ」
以下略



24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:33:21.66 ID:KbBLsyHV0


「………そんなこと聞いてどうするんだよ」

「いえ、別にどうするってわけではないんです」
以下略



25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:35:13.52 ID:KbBLsyHV0


何か言い返そうとした。だが、言葉に詰まった。


以下略



26:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:37:04.52 ID:KbBLsyHV0


「でも、肇ちゃんはずっと眠ったままで、何を感じる事もないじゃないですか」

「精神的ショックが大きくて、目が覚めないらしい。それにもし、目が覚めたとしても、ショックを引きずったままかもしれない」
以下略



27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/26(日) 02:38:59.73 ID:n5wbFUYYo
見事なクズだな


28:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:39:09.19 ID:KbBLsyHV0


「肇ちゃんが目を覚ますまで、これからもずっと通い続けるんですか…?」

「出来る限りはそうしたいと思ってる。仕事の都合上行けない事もあるかもしれないが」
以下略



29:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:41:05.46 ID:KbBLsyHV0


響子は俺に対して、憐憫や同情なんて、渋味のきいた調味料をかけて楽しんでいるだけかもしれない。

そうだったとしたら、若干十五歳にしてとんでもない魔性の女だ。
以下略



30:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 02:42:53.07 ID:KbBLsyHV0


「俺、仕事に戻るから。響子もレッスンの時間だけは気にしとけよ」

「わかりました…」
以下略



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