10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:44:20.99 ID:4W+e2BTSo
肩を並べて、話しながら、歩いている。
内容は案の定、こうして息を切らしていたこと。
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:44:54.50 ID:4W+e2BTSo
「その、靴下が……見つからなくて」
「もう、だから、ちゃんとすぐにたたんでね、って言ったのに」
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:45:48.38 ID:4W+e2BTSo
「ほーむーらーちゃん?」
「……気を付けます、ちゃんと、だらしない生活しないようにします……」
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:46:45.05 ID:4W+e2BTSo
「せっかく、手に入れたんだから、さ」
「……うん」
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:47:37.61 ID:4W+e2BTSo
「杏子ちゃん、今日、来るかな」
「……」
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:48:39.41 ID:4W+e2BTSo
「……何か、できること、あるかな」
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:49:36.65 ID:4W+e2BTSo
「ごめんなさい。それは、私にも」
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:50:32.49 ID:4W+e2BTSo
「ほっとけない、よね」
「うん」
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:51:13.29 ID:4W+e2BTSo
ただ、巴マミとの接点も、薄くなってしまっていた。
佐倉杏子ほど極端ではないけど、私たちに会うたびに、その横顔には陰りが浮かんで、隠し切れていなくて。
作り笑いを浮かべることが多くなって、口数も少なくなっていった。
いつしか、私たちの方から会いに行こうとしない限り、会わなくなっていた。
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:53:36.24 ID:4W+e2BTSo
そして、放課後。
下校の支度をしていた巴マミを、教室まで出向いて捕まえて、そのまま帰り道を共にした。
拒否されるかもしれないと思っていただけに、受け入れてくれたのは、素直に、嬉しかった。
129Res/85.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。