14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:17:40.90 ID:slx1J284o
どっ、と私の中から濁ったモノが溢れてくるのが全身に伝わってきます。
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:18:47.34 ID:slx1J284o
「水野さんは、Pさんの事は好きですか?」
「なっ――」
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:19:47.56 ID:slx1J284o
恋愛感情という存在を形として表すにはとても曖昧すぎる事は、いくつかの小説や映画で見聞きしています。
本当にそれが好きという感情なのか、それとも擬態した何かのなのかは、本人の年齢や環境、そしてその当時の状況によって変わってくるからです。
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:21:08.19 ID:slx1J284o
再度訪れた沈黙。
誰もが望んだ物ではなく、何かの導きによって生まれた空間。
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:22:09.51 ID:slx1J284o
「……私は、そう思わないけど」
しかし、それは予想外の所から打開されました。
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:24:09.38 ID:slx1J284o
「――もしも、です」
どのように答えるのが正解なのか、そしてどのように考えるのが正解なのかがまとまらずに答えあぐねている私を見て、ありすちゃんはふと切り出しました。
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:25:36.85 ID:slx1J284o
つまるところ、私は色々な物事に保険をかけてかけて、それこそ何重にもかけたせいで、思考と行動が雁字搦めになっていたのです。
チョコレートを通じて私の心が止まらなくなるのが怖い。
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:27:47.05 ID:slx1J284o
*
22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:30:16.18 ID:slx1J284o
「……ねえ、銀紙ってなんでチョコレートに使うと思う?」
三人で小さなお出かけ。
23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/12(水) 22:32:07.70 ID:slx1J284o
「……先行ってるからっ!」
心底予想外の言葉に驚いて反応できずに居ると、千鶴さんはそのまま駈け出してしまいました。
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