過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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509:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/10/31(土) 22:30:38.18 ID:REVEDocv0
お待たせして申し訳ありません。
あと数日中のうちには必ず。




510:名無しNIPPER[sage]
2015/11/02(月) 02:34:38.97 ID:o4Wsv0Kmo
了解


511:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/11/07(土) 00:09:42.85 ID:tsBge7U40
先月はずっと北の海で秋刀魚漁をしてました(白目)

お待たせいたしました。
短くて申し訳ありませんが更新です。



512:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/11/07(土) 00:10:36.20 ID:tsBge7U40
「魔導エンジン機動準備完了しました」

「天城」艦橋に立つ杉田司令の下に伝令がやってくる。
その言葉に小さく頷くと、杉田司令は号令を下した。

以下略



513:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/11/07(土) 00:24:10.54 ID:tsBge7U40
「大和、浮上!」

再び聞こえてくる伝令の声に再び杉田司令が号令を下す。
司令の言葉とともに、大和はその69,000トンの巨体をゆっくりと海面より浮かせ始めた。
それを妨害しようと小型ネウロイが近づいていくが、大和より放たれる赤い光線によってまさに鎧袖一触と言った感じで蹴散らされていく。
以下略



514:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/11/07(土) 00:25:08.64 ID:tsBge7U40
しかし今の私にはそれよりももっと大きな懸念事項があった。
無論坂本少佐のことである。
私はバルクホルン大尉に恐る恐る声をかけた。

「あの…………」
以下略



515:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/11/07(土) 00:25:39.54 ID:tsBge7U40
「少佐」

少佐の下へと駆け寄ると、私は声をかけた。
振り返った少佐は一瞬泣きそうな表情を浮かべるものの、部下の前で醜態をさらすことを良しとしなかったのか、すぐにいつものような凛とした表情へと変わる。

以下略



516:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/11/07(土) 00:26:11.75 ID:tsBge7U40
その瞬間、私は全身の血液が沸騰するような強い感情に襲われた。
腹の言葉からせりあがってくる強い衝動に突き動かされ、私は叫ぶ。


「ふざけないでください!」
以下略



517:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/11/07(土) 00:26:45.34 ID:tsBge7U40
「どんな時も前向き?周りを引っ張る?……ふん、ずいぶんご立派な軍人なんだな坂本美緒って奴は」
「……」
「私が…………私がどんな気持ちで日々戦っていたか貴様には分からぬだろう!男の貴様には!!」

その言葉を発した一瞬後、今まで自嘲の笑みを浮かべていた少佐の表情が後悔に彩られるのが分かる。
以下略



518:坂本圭助 ◆ENoaiFO/XE[saga]
2015/11/07(土) 00:28:14.43 ID:tsBge7U40
――――だっ!


しかし、少佐はそのまま、私の言葉を聞きたくないとでも言うように踵を返して走り出す。
一歩踏み出した体制のまま、少佐に伸ばそうとした手がむなしく空を切った。
以下略



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