2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 09:44:30.65 ID:ZI/zw+4DO
幌馬車が村を出る。
わたしは家族が見えなくなるまで手を振り続けた。
やがて村が見えなくなると、幌馬車の中にいた屈強な身体の大男が立ち上がり、幌馬車の後ろの出入口を塞いだ。
奴隷たちを逃がさないためだ。
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 10:00:50.61 ID:ZI/zw+4DO
やがて雨が降り出した。
最初ぽつぽつと幌が雨を弾く程度だったが、とうとうどしゃぶりになって雨が辺りを陰らせる。
大男と、商人と、馬を扱う御者が顔を合わせて今後の事を話していた。曰く、
「はやく町につかねば」
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 12:26:44.90 ID:ZI/zw+4DO
〜 崖下 〜
少女「あ、ぐぇ……っ!」
泥の山を掻き分け、這いずり出ては口から泥を吐き出す。
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 13:06:32.16 ID:ZI/zw+4DO
〜 アルラウネの森・広場 〜
アルラ1「あめあーめ」
アルラ2「じめじーめ」
アルラ3「水は欲しいけど日の光も欲しいのー」
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 13:21:53.88 ID:ZI/zw+4DO
〜 森の入口 〜
アルラ1「ありゃー、死体だー」
アルラ2「グッド養分!」
アルラ3「穴ほって埋めちゃえ埋めちゃえ」
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/10(月) 13:43:52.02 ID:VZGvaYXSo
期待してる
8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 13:44:55.64 ID:ZI/zw+4DO
〜 五分後 〜
アルラウネに先導され、老木がズシリズシリと音を響かせながら森の入口までやってきた。
アルラ2「ジジィを引っ張ってきたのー」
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 13:59:46.57 ID:ZI/zw+4DO
アルラ7「お願いなの……、他に頼れる相手もいないの……」
トレント「しかし……じゃなあ? さすがに死んだ者は」
アルラ1「呼吸と心臓が止まっても、生き物はしばらくは生きてるの。望みはあるの」
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 14:15:10.02 ID:ZI/zw+4DO
〜 オペ 〜
トレント「普通のやり方では無理じゃ! ワシの体を使う!」
アルラ1「いったいどうやって!?」
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/10(月) 14:47:03.10 ID:gd5K1rXho
(´・ω・` )
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/10(月) 14:54:32.21 ID:ZI/zw+4DO
〜 さらに数分後 〜
アルラ1「黄金のカブト虫」
アルラ2「森ババアの秘薬」
アルラ3「錆びた魔剣」
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