過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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197:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 19:19:38.85 ID:a2xbEWtP0
「幹也、そういうことじゃないんだ」

スパン、と僕の言葉を斬るようだった。

「本人の言う通り、もう止まれないんだよそいつ。―――殺人はそれできっと最後。でも、殺戮は止まることはない。だから、殺しにいく。どれだけ強くても、関係ない。」
以下略



198:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 19:20:21.31 ID:a2xbEWtP0
「それにさ、幹也。
      、、、、、、、、、、、、、
オレだって、アクセラレータを殺しに行くだけ。アクセラレータを殺しにいくわけじゃない」

……なんだかややこしいけど、それって、つまり――――
以下略



199:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 19:20:47.41 ID:a2xbEWtP0
でも、今回は。

「……わかった。けど、僕もいくよ」

なんだかいかなくてはならない気がする。
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200:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 19:22:04.82 ID:a2xbEWtP0
「今回ばかりはダメだ、黒桐。普通の人間とテレズマを使うアレ、つまりほとんど天使か。
そこの間にはな、アリから見たアフリカゾウくらいの差があるんだ。
式のように異能の力があるならまだしもさ、お前、わざわざ殺されにいきたいのか?」

それを言われてしまうと――なにも言い返せないけれど。
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201:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 19:22:41.48 ID:a2xbEWtP0
「おっと、出すなよ工房が魑魅魍魎で溢れてしまう。そいつはお前がアラヤと戦った時に折れた、例の古刀だ。
完璧に修復したし、さらに鍛えられてもある。500年前の品にしては非常に扱いやすい仕様だったよ。
ついでに、直死の魔眼に関係なく霊体なんかを切れるようにしておいた」

たまにはトウコも気が利くじゃないか。
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202:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 19:23:50.73 ID:a2xbEWtP0
さて、きりのいいところで休憩


203:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 21:04:29.34 ID:a2xbEWtP0
――――ああ、なんて愚か。
自分は、絶対能力者の力なんて要らなかった。
一番最初に、ミサカミコトと一緒に実験を止める選択をしていれば。何もかも話していれば。
こんなことにはならなかった。幸せな未来を手に入れることが出来た。
自分は、ミサカミコトを殺して、チカラを手にした。
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204:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 21:05:15.50 ID:a2xbEWtP0





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205:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 21:05:48.02 ID:a2xbEWtP0
誰に言ったわけでもないその呟きに、返事があった。


『―――なァにをぶち殺すってェ?』


206:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 21:06:56.76 ID:a2xbEWtP0
それは、嫌なくらい聞き覚えのある声。特徴のある口調。
声のする方には、白い人影。――――よく知っている、知りすぎている顔、姿形。
だが、あり得ない。そんな馬鹿な―――!!


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207:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/13(木) 21:08:18.09 ID:a2xbEWtP0





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