過去ログ - 上条『異能の力なら、どんな幻想だってぶち殺して見せる』
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 21:37:11.07 ID:a2xbEWtP0
「チク……ショウ………」
そう呟いた一方通行の後で、小さく、消え入りそうな、しかし確かに怨めしい呟きが聞こえた。
「……のよ」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 21:38:09.57 ID:a2xbEWtP0
「………違ェよ、俺はもう最強になンざ興味はねェ。だが、アイツは、違う。―――アイツは、三下にぶっとばされる前の俺だ。
俺のコピーなンだよ。クローンなんて劣化した技術じゃねェ。もっと精巧な技術で作られた、過去の俺そのものだ」
そう、冷静に告げる一方通行を見て、御坂もいくぶん冷静さを取り戻す。
以下略
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2014/03/13(木) 21:39:04.26 ID:a2xbEWtP0
――――本当に同じ顔だ。いや、こちらの方が少しだけ大人びているか。あの怒り方、立ち振舞い方。
紛れもなく、御坂美琴らしい。
でも――――それでも、やっぱりあいつとは違う。
己に寄り添おうとしてくれたミサカミコトでは、ない。
だから、あいつの姿を投影することはできない。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 21:39:54.46 ID:a2xbEWtP0
『黙れ』
たった一言放つと、アクセラレータは一方通行にかかる重力加速度を操作し、彼を地面に張り付けた。
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 21:40:49.59 ID:a2xbEWtP0
「アンタの言ってること、私にはまったくわかんないけど―――ええ、そうよ。
見苦しいところを見せたわね、あまりにショッキングな光景で、つい取り乱しちゃったわ。
………アンタ、暴走してるのかと思ったら、会話通じるのね」
すっかり落ち着きを取り戻した御坂美琴。
以下略
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2014/03/13(木) 21:43:13.21 ID:a2xbEWtP0
「話すことなンざ何もねェよ。この記憶は、俺だけのものだ。お前らなンかに、少しだって分けてなンぞやるものか―――――!!!」
再び四枚の翼が強い光を帯びる。
以下略
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2014/03/13(木) 21:46:23.80 ID:a2xbEWtP0
アクセラレータの翼が、一際輝きを増した。
「スクラップの時間だぜェェェェェ!!!!!」
一方通行は未だに地に張り付けられているまま。
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2014/03/13(木) 21:46:56.89 ID:a2xbEWtP0
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/03/13(木) 22:07:04.36 ID:a2xbEWtP0
―――キュイン、とどこからともなく甲高い音が鳴り響いた。
それは、御坂美琴も、一方通行も、よく知っている音。
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2014/03/13(木) 22:07:46.32 ID:a2xbEWtP0
現れたのは、紛れもなく。
「あ、あんた―――」
「……どうなってるんだ、これ――!?」
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2014/03/13(木) 22:08:17.76 ID:a2xbEWtP0
『これ、どうなってるんだ――――!?』
訳がわからない上条。
なにせ、アクセラレータがふたりいる。
以下略
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