過去ログ - 27歳にして私は、ファンタジーRPGの世界へと飛ばされた
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1: ◆CrTwLs26mw[saga]
2014/03/16(日) 21:31:28.95 ID:zcqlbudY0
酷い疲労感と共に、私のレベルは2へと上がった。
にこやかな笑みを浮かべる、チュートリアルキャラクターと
別れた私は、手持ち少ないゴールドお構いなしに、宿屋へと駆け込む。

「どう考えたっておかしい」
子供の頃、ゲームやファンタジー世界で生きることに憧れたことは
ない訳ではなかった。
その頃の私であるなら、この状況をポジティブに受け入れ、おおいに楽しむ
ことも出来たのかもしれない。

しかし、今の私は27歳。
現実世界から逃げ出したくなることは希にあるけれども、
そんな憧れなんて抱きはしない。

そもそも私の置かれた現状が、いわゆる現実というやつかどうかは分からないけれども、
顔を埋める枕の柔らかさは、ただの夢ではないとほくそ笑んでいた。

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2: ◆CrTwLs26mw[saga]
2014/03/16(日) 21:50:40.03 ID:zcqlbudY0
「……、んぅ……」
昨日はあのまま寝入ってしまったらしい。
忌々しい柔らかさの枕から顔を起こして、呆然と窓からの景色を眺める。
広大な草原の先に、別の町らしき影と、広大な森。
さらにその先には、これまた壮大な山々が連なっている。
以下略



3: ◆CrTwLs26mw[saga]
2014/03/16(日) 22:07:54.57 ID:zcqlbudY0
別に、私はこの世界の主人公という訳ではないらしい。
気づいた時にはこの町の通りに立ち尽くしていて、どこか
異国から来た冒険者(笑)といった立場が妥当だろうか。
役場のようなところがないか聞き、今の場所や私の状況を
確認しようとしたのだが。
以下略



4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/16(日) 22:20:31.56 ID:yKZUZOvq0
ログ・ホライズンかな?


5: ◆CrTwLs26mw[saga]
2014/03/16(日) 22:38:31.48 ID:zcqlbudY0
昨日はチュートリアルのキャラクターがついていてくれたから
なんとか戦闘出来てたものの、一人で町外でなんて絶対無理だ。
「……、それでも、餓死するくらいなら……」
覚悟を決めて、私は町に門を後にした。

以下略



6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/16(日) 22:38:31.93 ID:76Mt9fU20
》4
ログ・ホライズンはMMORPGだから違うと思う


7: ◆CrTwLs26mw[saga sage]
2014/03/16(日) 22:41:51.27 ID:zcqlbudY0
ご覧になっていただいてありがとうございます

>>4 さん
ごめんなさい。
ログホライズンはタイトルしか分からないです。
以下略



8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/16(日) 22:53:01.61 ID:eVcJmKwAO
ロープレワールド?


9: ◆CrTwLs26mw[saga ]
2014/03/16(日) 23:08:35.67 ID:zcqlbudY0
恐怖心が強かったのは最初の一体目だけ。
二体目以降は注意さえしてればダメージを受けない単純作業を
こなすだけなのは、何も難しいことではなかった。
探して、倒しての繰り返し……。
疲労を感じる頃には、7体目との戦闘を終えて、
以下略



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