過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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31:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 01:12:28.85 ID:CZ9R4fGz0
明るい人生、煌びやかな経歴、約束された勝利、彩しかないその道は。
一体どのように、死んでいるのだろう。
32:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 01:13:05.23 ID:CZ9R4fGz0
兎も角、僕はその扉をじっと凝視、そして何か考える。
33:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 01:13:45.52 ID:CZ9R4fGz0
あんまりに重くなった腰を上げ、
扉の向こうに行こうとして、ドアノブに手を掛ける――と。
34:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 01:14:15.57 ID:CZ9R4fGz0
2=006
幼女は僕が飛び降りた壁の崩れ去った一部分に腰を掛けていた。
35:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 01:15:06.38 ID:CZ9R4fGz0
「罠?ここが?」
「罠っぽいのに、と言った筈だが?」
36:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 01:16:04.38 ID:CZ9R4fGz0
「うん、人のお話を聞くのはイイ事だと思うよ、
特に自分の話を聞いてくれていると思うとこちらの気分もいい」
37:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 01:17:00.69 ID:CZ9R4fGz0
書き溜めを増やしてきます。
38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/24(月) 01:20:28.32 ID:1uf4P63p0
乙
39:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:31:09.27 ID:CZ9R4fGz0
2=007
死ぬ――死。
40:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:32:02.70 ID:CZ9R4fGz0
「……死にたい、って?」
それは、死んではいないということか?
41:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:33:44.67 ID:CZ9R4fGz0
2=008
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