過去ログ - 死にたがりの青年と、無垢な化物狐
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39:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:31:09.27 ID:CZ9R4fGz0
2=007
死ぬ――死。
40:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:32:02.70 ID:CZ9R4fGz0
「……死にたい、って?」
それは、死んではいないということか?
41:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:33:44.67 ID:CZ9R4fGz0
2=008
42:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:34:15.39 ID:CZ9R4fGz0
「いやいや、これが結構面倒臭い説明でね」
呆れながら彼女は笑う。
43:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:35:00.66 ID:CZ9R4fGz0
「君は『本当』に一度死んでいる」
44:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:36:09.61 ID:CZ9R4fGz0
2=009
「君とあたしが最初に出会ったのは確かに、
45:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:36:47.36 ID:CZ9R4fGz0
「君ははね、見初められちゃったんだよ」
46:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:37:39.26 ID:CZ9R4fGz0
「そう、えぇっと、なんだっけ?蕩れ〜」
「いや、そんな次世代を担うセンシティヴな言葉で言われても!」
47:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:38:59.18 ID:CZ9R4fGz0
「うん、そういう訳であたしは君の事が好きになりました、でんでん」
「御座成りだな!」
48:お団子 ◆bZ4I4TB4eY[saga]
2014/03/24(月) 04:41:45.93 ID:CZ9R4fGz0
2=010
「話を戻そうか」
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