123:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:50:04.05 ID:JNTyPC270
まだプロデューサーの布団で眠る春香を尻目に二人を見送る。
「はい、これ」
124:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:54:00.10 ID:JNTyPC270
がちゃりと玄関を開くと明るい青い空が見えた。
「二人とも、ちゃんと学校でも勉強しっかりとね」
125:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:55:15.22 ID:JNTyPC270
「千早お姉ちゃん、亜美たちの我侭きいてくれてありがとね」
「千早お姉ちゃんが来ても良いって言ってくれたとき、すんごく嬉しかったよ」
126:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:59:03.76 ID:JNTyPC270
二人の後姿が見えなくなり、扉を閉める。
「嬉しかった、か……」
127:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 23:00:48.28 ID:JNTyPC270
「二人とも、いつまで私のこと、ああやって呼んでくれるのかしら」
「寂しいの?」
128:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 23:05:09.37 ID:JNTyPC270
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129:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 23:09:38.34 ID:JNTyPC270
千早「私は……怖かった。自分の過去と向き合うことを本気で恐れていた」
千早「ダンボールの中は私にとっては過去のもので、それを開くなんてこと、できなかった」
130:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 23:13:30.28 ID:JNTyPC270
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131:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 23:14:27.66 ID:JNTyPC270
部屋の隅でただただ座り込むだけの日々が始まった。
最初の頃は活発だった携帯電話も、次の日になると静かになった。
132:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 23:17:31.46 ID:JNTyPC270
また元の自分に戻ってしまった。
あの家が嫌で嫌で飛び出したのに、行き着くところは同じだった。
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