過去ログ - 穂乃果「酒は飲んでも呑まれるな」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/16(水) 23:45:31.84 ID:CjmjuPq80
ことりちゅん……


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/16(水) 23:47:06.91 ID:OewK8bfJ0
じわじわくる
できればことりちゃんの悪魔の部分には悪魔でもぴゅわぴゅわを使って欲しかったけど


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/16(水) 23:54:32.30 ID:ijUnC7Rk0
「あ、それとね……これ、作ってみたの。海未ちゃんに」

ことりが真姫を起こさないように、ゆっくりと鞄からペットボトルを取り出す。
少し黄色がかった透明な液体が入っている。

以下略



27:ぴゅわぴゅわ言われるまで忘れてた死にたい[sage saga]
2014/04/17(木) 00:07:54.21 ID:uAFQHBLh0
不安そうに、困ったように。潤んだ上目づかいで見つめられてしまっては、従うしかない。
きっとこれから先もことりには勝てないのだろう、そう思いながら海未はペットボトルに口をつけた。

爽やかなレモンの酸味と、蜂蜜のほのかな甘さが舌を滑り落ちていく。
甘党なことりの味付けにしては珍しく、海未でも飲みやすい。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/17(木) 00:15:58.77 ID:uAFQHBLh0
「うぅ……ここは、いったい……」

奇しくも小泉花陽の理性を取り戻すきっかけとなったのは、轢き潰されたような凛の絶叫だった。
半覚醒状態での花陽はガンガンと痛みの響く頭を刺激しないように周囲の様子を確認する。
床に倒れている金髪の絵里らしき人物と、それに覆いかぶさっているわかめのような何か。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/17(木) 00:22:39.59 ID:uAFQHBLh0
「どうやら……間に合わなかったようですね」

声に振り向けば、それは救世主だった。
この場においてだれよりも信頼できる二年生の姿がそこにあった。

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/17(木) 00:27:00.32 ID:Bqhpn9jYo
かよちんやっちまったのか……?


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/17(木) 00:47:21.12 ID:uAFQHBLh0
時刻は少し巻き戻る。

「あに゙ゃ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!!」

絞りすぎてちぎれた雑巾のような、壮絶な凛の悲鳴が海未の耳に届くや否や、彼女は走り出していた。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/17(木) 00:53:24.13 ID:uAFQHBLh0
「どうやら……間に合わなかったようですね」

ぐるん、と花陽がこちらを向く。
その目は涙を流していた。
自らの犯した罪におびえているのか、それとも。
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/17(木) 01:00:20.06 ID:uAFQHBLh0
(でも、どうせなら穂乃果は私が………いいえ、私ではできなかったでしょうね)
きっと彼女の顔を見てしまえば、剣先が鈍るだろう。
ことりならできるのかと問われれば、海未はきっとできると答える。
彼女は強い人だと。信頼できる人だと。

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/04/17(木) 01:07:14.45 ID:uAFQHBLh0
海未は自らの未熟を呪った。できる限り苦しまず逝かせてあげたかった。
だが花陽の首を跳ねることはできなかった。彼女は失血するか窒息するまで地獄のような苦しみを味わうのだ。

しかしながらそんなことを悔いている暇はない。次は海未自身の番だからだ。
海未はブレザーを脱ぎ、ブラウスのボタンを外した。
以下略



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