過去ログ - もし現代に艦娘が舞い降りたら。side:加賀
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/02(金) 05:37:43.53 ID:srwrDcwco
つづき待ってるっぽい


52:トラック提督
2014/05/02(金) 23:26:27.00 ID:3d2dr+2W0

土曜の夜に続き書くでち


53:トラック提督
2014/05/03(土) 23:53:28.71 ID:RdLYYqXW0

普通、放たれた矢は重力に従って放物線を描き落下するものだ。俺だってテレビの特集とかで弓道を見たことだってあるから分かる。だが、加賀さんが放った矢はそうではなかった。ただ真っ直ぐ、放った方向へ直線に飛んでいく。そして、30mくらい直線に飛んだくらいだろうか。まるで翼が風を切るような音と共に靄のような煙が矢を包み込んだ。次の瞬間だった、到底矢から発せられるとは思えない発動機のような音。そして、矢だったはずのものおそらく航空機にその姿を変え、体に纏っていた靄煙を大きな翼で切り裂き、真珠湾の空へ急上昇した。

何がどうなってるのかわからない。よく手品師が空っぽのハット帽子から白い鳩を出現させる手品やっているが、それを目の前で見ているようなあの感覚だ。ただただ驚いた。アメージング。

以下略



54:トラック提督
2014/05/04(日) 00:03:01.07 ID:YNueW5aV0

この人もこの人なりに加賀さんを心配してるようだ。考えてみれば、最初に加賀さんを兵器と揶揄したのは加賀さんを人間として見ているからこそなのかもしれない。


「……全ての人が、アマギさんのような考えを持ってくれればいいのですが」
以下略



55:トラック提督
2014/05/04(日) 00:05:50.37 ID:YNueW5aV0


「私が見たのは今までに2回、でも加賀さんはそのうちの1回しか覚えていないようですが」

「そ、それは私が話を聞いてもいい案件なんですか?」
以下略



56:トラック提督
2014/05/04(日) 00:08:07.13 ID:YNueW5aV0


不明艦発見と要救助者の救出。どうも繋がらない。


以下略



57:トラック提督
2014/05/04(日) 00:10:47.69 ID:YNueW5aV0

「敵を完全に沈黙させた後、加賀さんはまた膝から崩れ落ちるように意識を失ったそうです。この事自体、加賀さんは覚えていないらしいのですが。もし加賀さんがいなかったら、今頃ジョージ・ワシントンは海の上に浮いていられなかったのかもしれません。それが1回目の未知なる敵との戦闘です。」


加賀さんがこの基地内で随分と丁重に饗されている理由がわかった。まさか原子力空母1つを救っていたとは。
以下略



58:トラック提督
2014/05/04(日) 23:00:38.87 ID:YNueW5aV0


飛行機は滑るように滑走路へと降り、真っ直ぐとこちらに近づいてきていた。そして、ちょうど加賀さんの手前5m程で完全に停止し、それに合わせてエンジンも止まった。プロペラの動きが鈍くなる。大きなエンジンの音が消えると滑走路上では風と波の音だけになり、妙な静寂に包まれた。それにしても目の前から迫ってきている飛行機を前に微動だにしない加賀さんすごい。

「いやぁ、ここまで間近で見るのはこれが初めてですけど、本当に零戦なんですね!」
以下略



59:トラック提督
2014/05/04(日) 23:01:12.36 ID:YNueW5aV0

俺も観察してみようと零戦に近づこうとすると加賀さんがプロペラは撫でる手を止め、こちらを振り向き、少し身構え俯く。明らかにこの能力を見せる前と雰囲気が違う。


「えっと、俺も見ていい?」
以下略



60:トラック提督
2014/05/04(日) 23:07:13.82 ID:YNueW5aV0

こ、これしか今週は書き溜めれなかったっぽい。

また、来週までに書くっぽい。

以下略



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