過去ログ - トール「フィアンマ、か。……タイプの美人だ」
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69: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/02(月) 22:29:59.92 ID:Av34Uu/40

いよいよもって終盤。



以下略



70: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/02(月) 22:31:09.47 ID:Av34Uu/40

目も眩むような夏。
ぼーっとしながら、二人は公園のベンチに腰掛けていた。
噴水が涼やかに、背後で水の音を奏でている。

以下略



71: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/02(月) 22:31:43.80 ID:Av34Uu/40

病室。
精密検査を終えた少年は、ベッドに横たわり、目を閉じていた。
鎮痛剤の副作用は眠気であり、彼の傍らの点滴は正に眠気を強く与えるものだった。

以下略



72: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/02(月) 22:32:10.51 ID:Av34Uu/40

「………恐らく」
「……調べは、ついたのか」
「予測も含まれるが、ほとんど現実だと思ってくれて構わない。
 彼の記憶が、彼の脳と精神を同時に圧迫している」
以下略



73: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/02(月) 22:32:40.24 ID:Av34Uu/40

二万年を忘れる。
オティヌスについて全て忘れれば、と思ったがそうもいかないようだった。
大元のきっかけになるものを忘れなければ、人間は直様思い出してしまう。
まして、トールの意思は強靭で強固だ。
以下略



74: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/02(月) 22:33:27.86 ID:Av34Uu/40

廊下には、誰も居なかった。
廊下の端にある病室前のソファーには、二人しか居ない。
壁一枚隔てて、トールは未だ静かに眠り続けている。

以下略



75:次回予告  ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/02(月) 22:33:58.58 ID:Av34Uu/40





以下略



76: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/06/02(月) 22:34:27.79 ID:Av34Uu/40

今回はここまで。


77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/02(月) 22:48:32.00 ID:4U7iqcVT0
マジですか…乙


78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/02(月) 23:01:30.24 ID:FoTB7Bvz0
乙です
トールさんがヒーローになれたらフィアンマちゃんはヒロインじゃなくなるのか・・・なんというすれ違い

話は変わるが、世界中の男からモテる術式期待
>>1のせい(おかげ)でホモスレに慣れてきてしまった・・・


79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/02(月) 23:28:44.72 ID:KEk6pTZu0
悲し過ぎて涙が止まらない……
2人の救済を、待ってます


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