過去ログ - 教師「お前は一体どうしたいんだ!」 少女「私は……」
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2014/09/01(月) 01:29:04.50 ID:pGgsnQdi0
ところが事務員はやにわに教師の手を引っ叩いた。驚く教師に怒り狂ったように絶叫する。
事務員「お前のせいであの子の親が学校に苦情を申し立ててきているんだぞ! 全部お前のせいだ! お前が余計なことをしなければこんな事には……!」
教師「落ち着いて下さい。とりあえず職員室に行きましょう、道すがらにでも話を伺いますから――」
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2014/09/01(月) 01:29:50.42 ID:pGgsnQdi0
教師「これよりこの時間は自習とする。今日やる範囲自体の説明は終了しているから、問題集の該当ページをやっておくように。次の授業で集めて平常点に加えるから、そのつもりで」
そう言って、教師は少女の名前を呼ぶ。見開かれた目をしっかりと受け止めて告げる。
教師「これから私達は職員室に向かう。従いてきなさい」
以下略
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2014/09/01(月) 01:36:10.68 ID:pGgsnQdi0
少女親襲来・導入編、終了
今日の投下で4000字だから、残りあと何字書いたら終わんだこれ
チャプター分けると……最悪あと10個あるから……?(絶句)
以下略
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[sage]
2014/09/01(月) 01:54:45.74 ID:mcjhEhDR0
本屋に置いてあっても不思議じゃないくらいだわ
すごい引き込まれる
期待して待ってます
98
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2014/09/01(月) 02:00:58.63 ID:/hwBKitro
乙 最近ここではとんと見れなくなったなこういう話
これからも期待してます
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(SSL)
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2014/09/01(月) 08:46:32.39 ID:tNJpw3x50
乙です。
少し来てない内に更新があって嬉しいです。お忙しいでしょうが、少しづつでも更新して行って頂けたら幸いです。
100
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[sage]
2014/09/01(月) 16:35:57.85 ID:SHS6rWLG0
乙
101
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(SSL)
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2014/09/03(水) 01:18:07.56 ID:xGEgSfhf0
やっぱり短いけど投下
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2014/09/03(水) 01:22:04.99 ID:xGEgSfhf0
職員室への道中を利用して事務員から説明を受ける。少女の母親が来校したのは十分ほど前のことで、来て早々かなりのヒステリーを起こしていたという。下手をすると職員室どころか教室にまで乗り込みかねない勢いだったので、とりあえずのところ、今は応接室で対応しているらしかった。
事務員「担任を出せ、校長はどこだと……職員たちが必死になだめても、こんな学校に娘は置いておけない、連れて帰ると言って喚くので、仕方なく先生方にお任せするしかなく……」
教師「今対応しているのは?」
以下略
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2014/09/03(水) 01:23:11.60 ID:xGEgSfhf0
少女が頷きを返す。さらりと揺れる髪を軽く指で払う仕草が、惹き込まれるほど艶かしい。
少女「はい。朝起きたら母が居りましたので、手紙を見せて、先生が面談を希望していると伝えました。その時は、母は少し不機嫌になっただけで、とりたてて特異ということはありませんでしたけれど……」
やはり直接の契機は手紙にあったのだと教師は頷く。歩みを止めぬまま、前を向き直して続ける。
以下略
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2014/09/03(水) 01:24:39.99 ID:xGEgSfhf0
しかしこうした措置は、実は子供だけでなく保護責任者の救済という側面も兼ねているのである。子を生せば否応なく親としての責任が生ずることになるが、一方で万人が親たるにふさわしいとは限らない。
そもそも子供を育てるとは、一人の人間の人生の、少なくともその一部の責任を負うということだ。その重さは察するに余りあるし、様々な要因や巡り合わせから耐え切れずに押し潰されてしまうこともあろう。
そこで、頼る者がないにもかかわらず、責任感の強さからあくまで育児を自分の手で行おうとすれば、心身の疲弊は尋常のものではないはずだった。無理に無理を重ねた皺寄せは、子供だけでなく親にまで及んでしまう。
そうなればもはや家庭は完全に破綻する。そして行政側もいつまでも子供を保護するというわけにもいかないのだ。そうなれば、子供はひとりで社会に放り出されることになってしまう。そのような事態はどうしても阻止しなければならない。
以下略
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