過去ログ - 京太郎「俺がハンドボールをやめた理由」
1- 20
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/06/03(火) 23:07:31.46 ID:rxHh/dJO0
 それはとても立派だ。素晴らしいとさえ言える。確かに自責は自暴へと繋がりかねないし、更なる悲劇を導く種子さえも多分に含んでいるが、だとしてもだ。

 その考えに至れること自体が、十二分な人格を備えていることを意味しているのだから。

 次に多いと思われるのは、運命として受け入れる。これも中々素晴らしい。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/06/03(火) 23:08:42.35 ID:rxHh/dJO0
_________________________________________________________________
 
 俺は一年ほど前まで、ある団体競技に熱中していた。スポーツだ。それが何であるかは、ここでは伏せておく。

 俺はその時中学3年生で、その競技の部活に所属していた。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/06/03(火) 23:09:49.95 ID:rxHh/dJO0
 その頃は毎日が充実していた。少なくとも、俺はそう感じていた。

 仲間に囲まれ、楽しく話せる沢山の友達が居て、更に自分が本気になって打ち込めるものが目の前にあったのだから。

 もうすぐ卒業、という時になっても尚、俺の心が何かで揺らぐことは殆どなかった。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/03(火) 23:11:13.31 ID:rxHh/dJO0
 それに最初に気付いたのはどうやら俺だったようで、周りはまだ話を続けていた。

 話に戻ろうと思ったが、どうしても音のことが気になって、ちらちらとそちらの方を向くのを止めることは出来なかった。

 俺が天井の方にばかり目をやっていることを不審に思ったらしいチームメイトが、どうしたのかと声をかけてきた。
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/03(火) 23:12:07.89 ID:rxHh/dJO0





以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/03(火) 23:12:52.10 ID:akMuxofV0
なぜか流浪の剣心の最終巻の読み切りを思い出したwwww


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/03(火) 23:13:24.44 ID:rxHh/dJO0
 ぜえはあと息を吐きながらも、安心感に包まれる俺達。これでもう大丈夫だと、おそらくその場の全員が思っていた。

 だがおかしなことに、隕石が地面に衝突する音が一向に聞こえなかった。あの速度から考えるに、今頃はもう衝突していてもおかしくは無い筈なのに。

 いやそれどころか、あのジェット噴射の音のような音は未だに鳴り続いていた。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/03(火) 23:14:22.27 ID:rxHh/dJO0
〜再現映像〜

隕石「ゴオオオオオオオオオオオ」ゴオオオオオオオオ

チームメイト1「な、なんなんだよあれぇ!? 俺達のほうについて来てるぞぉぉ!!!」ダダッ
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/03(火) 23:17:00.82 ID:rxHh/dJO0
京○郎「も、もう追いつかれたってのかよ……」

チームメイト1「直ぐに衝突してくるかと思ったけど、何か普通にプカプカ浮いてるな……」

チームメイト2「何か追い詰めてやったりって言われてるみたいで死ぬほどムカツクな。ぶつかんならとっととぶつかってこいやカス」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/03(火) 23:18:05.98 ID:rxHh/dJO0


京○郎「が、がああああ!?」ジタバタ

チームメイト1「おいおい、大丈夫かよ○太郎!?」
以下略



32Res/21.67 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice