101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:40:55.94 ID:ZCMl8Sjg0
 つまり、ほむらが自分達の力を必要としているのならば、誠意を見せろ。 
 隠し事は無しにして、安心して背中を預けれるようにしてくれ――そう言っているのだ。 
  
 小狼「さくらは、お前は悪い奴じゃないって言ってるし、俺もそう思う。 
 どんな事情があるのかはわからないけど、俺達は仲間で、友達だろう?」 
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:41:50.23 ID:ZCMl8Sjg0
 見滝原町内にある、とある公園。 
 その一角にある遊歩道で、1組の男女が向かい合っている。 
  
 仁美「すみません、いきなりお呼びしてしまって・・・」 
  
103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:42:39.56 ID:ZCMl8Sjg0
 恭介「あれ?お前は・・・李?」 
  
 仁美「」ポカーン 
  
 小狼「はぁっ、はぁっ、せ、説明は後だ。この、近くで、美樹を、見なかったか?」 
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:43:21.46 ID:ZCMl8Sjg0
 ほむら「でも無理はしないで。まだ松葉杖じゃない」 
  
 恭介「さやかは大切な幼なじみだ。怪我してるからって言ってる場合じゃない!」 
  
 小狼「頼む。でも、無理はするなよ」 
105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:43:56.77 ID:ZCMl8Sjg0
 マミ「間違いないわ。これは美樹さんの魔力」 
  
 小狼「この中にいるんだな」 
  
 ほむら「ええ」 
106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:44:34.49 ID:ZCMl8Sjg0
 さやか「う・・・ぐっ・・・」 
  
 ほむら「使いなさい。ソウルジェムは限界の筈よ」 
  
 そう言ってほむらが差し出したのは、1つのグリーフシード。 
107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:45:30.42 ID:ZCMl8Sjg0
 ほむら「・・・鋭いわね。その通りよ」 
  
 マミ「暁美さん・・・」 
  
 ほむら「以前の私なら、ね」 
108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:45:57.09 ID:ZCMl8Sjg0
 その後、合流してきた杏子、桜、まどか、恭介、仁美で話し合い、警察に届ける事にした。 
 話を聞く気が無いのなら、強引にでも連れ戻すしかないと判断した為だ。 
  
 日もすっかり沈み、まどかと桜は、夜の公園を歩いていた。 
 もしかしたらさやかが戻って来ているかもしれない可能性に賭けて。 
109:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:46:39.00 ID:ZCMl8Sjg0
 桜「僕には?」 
  
 QB「前に話しただろう?君達なら、世界で最強クラスの魔法少女にだってなれる。 
 望めば、万能の神にさえなれるかもしれない」 
  
110:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:47:36.48 ID:ZCMl8Sjg0
 べちゃり。 
 四散したキュウべぇの肉片が、ベンチの周囲へ飛び散った。 
 その元凶であるほむらは、冷たい表情で拳銃を降ろす。 
  
 まどか「ひ、ひどいよ!なにも殺さなくても「貴女はッ!!!!」 
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