169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:26:29.74 ID:kRt0dLOA0
 マミ「それで、お話って何かしら、美樹さん?」 
  
 放課後、マミの家に集まった桜たち。 
 理由は言うまでもなく、昨夜のさやかの発言である。 
  
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:27:04.53 ID:kRt0dLOA0
 さやかがそう叫んだ瞬間。 
 "それ"を見た全員が、悲鳴を上げた。 
  
 マミ「み、美樹さん、それは・・・!?」 
  
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:27:41.28 ID:kRt0dLOA0
 さやか「私の所から離す事は出来ないけど、剣と歯車で近距離も遠距離も対応できるよ」 
  
 マミ「まさか・・・ワルプルギスの夜と戦うつもり!?」 
  
 桜「でも、ワルプルギスって凄く強いみたいだよ?」 
172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:28:15.97 ID:kRt0dLOA0
 自分がかけた迷惑や、自分が行った事への贖罪という理由もある。 
 だがそれ以上に大きい一番の理由は、紛れも無く。 
  
 さやか「魔法少女じゃ無くなったけど、魔女と戦う力は残ってる。 
 それなら私も一緒に戦いたい。自分の為じゃなく、大切な友達の為に!」 
173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:28:45.03 ID:kRt0dLOA0
 その場にいる全員の視線が、ほむらに集まる。 
 誰にも頼らない事を決め、1人、孤独な戦いを続けてきた少女。 
  
 そんな彼女の元に、再び、信頼できる仲間と、大切な友達が出来た。 
  
174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:29:16.97 ID:kRt0dLOA0
 桜「折角だし、チーム名決めない?」 
  
 杏子「おっ、それいいな!何がいいかな?」 
  
 まどか「"見滝原魔法少女ズ"とか!」 
175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:29:43.61 ID:kRt0dLOA0
 マミ「え、ちょっと、何今の無言!ねぇ!」 
  
 小狼「後、俺は男だからな。ガールズは止めてくれ」 
  
 さやか「うーん、じゃあ李君には女装して貰おう!」 
176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:30:18.11 ID:kRt0dLOA0
 さやか「えっ、何その話!詳しく聞かせて!」 
  
 ほむら「・・・私も興味あるわね」 
  
 杏子「よ〜し、全員で抑えるぜ・・・」ニヒヒ 
177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:31:10.79 ID:kRt0dLOA0
 数日後。 
 ワルプルギスの夜の見滝原襲来予想まで、あと1週間。 
 桜たち"見滝原防衛隊"(命名:さやか)は、決戦に備えて準備を始めていた。 
  
 見滝原はもちろん、隣町の風見野まで足を運び、 
178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/08(日) 00:31:40.00 ID:kRt0dLOA0
 あの日、月峰神社からこの世界に飛ばされて、既に3週間が過ぎた。 
 幸いにも、偶然、授業の進み具合や教科書が友枝中と似ていた為、 
 授業についていけないという事は無かったが。 
  
 小狼「今頃、友枝町は大騒ぎかな・・・」 
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