67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:12:00.30 ID:ZCMl8Sjg0
 一通り説明をし終えた小狼は、軽く息をついた。 
 さくらカードの事、自分たちの世界で起こった事、など。 
  
 ほむら「その力を、私たち魔法少女にも隠していたのは何故?」 
  
68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:12:27.87 ID:ZCMl8Sjg0
 さやか「・・・何ですって?」 
  
 杏子「惚れた男をモノにするなら、もっと良いやり方があるじゃん。 
 アンタ無しでは生きられない体にしてやりなよ。そうすりゃぁ・・・」 
  
69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:13:39.75 ID:ZCMl8Sjg0
 マミ「暁美さん、気持ちは分かるけど、戦おうとするのなら、貴女を止めるわよ?」 
  
 さやか「・・・上等だよ。邪魔する奴はブッた斬る」 
  
 先程の杏子の挑発に完全に乗ってしまっている。 
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:14:06.37 ID:ZCMl8Sjg0
 杏子「何・・・・!?」 
  
 まどか「さやかちゃん?ねぇ、さやかちゃん!!!」 
  
 マミ「どういう事・・・!?何で・・・?」 
71:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:14:41.24 ID:ZCMl8Sjg0
 杏子「フザけんな!それじゃあアタシ達・・・ゾンビにされたも同然じゃねぇか!!!」 
  
 QB「むしろ便利だろう?どれだけ肉体が傷ついても、魔法で元に戻るんだから 
 ソウルジェムさえ砕かれない限り、キミたちは無敵なんだ。戦いでは断然有利じゃないか」 
  
72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:15:15.32 ID:ZCMl8Sjg0
 QB「それに僕は、"魔法少女になってくれ"ってキチンとお願いした筈だよ? 
 ・・・実際の姿がどんなのかについては、説明を省略したけどね」 
  
 ほむら「・・・最低ね」 
  
73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:16:00.70 ID:ZCMl8Sjg0
 翌日。 
 中学生はいつも通り、学校がある。 
 例え先日殺し合いがあったとしても、学校に登校しなければならない。 
 世間が、それを認識していない限り。 
  
74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:16:34.63 ID:ZCMl8Sjg0
 まどかはほむらの席の前まで行くと、帰り支度を始めていたほむらに話しかけた。 
  
 まどか「ほむらちゃんも、一緒に行かない?さやかちゃんの家」 
  
 ほむら「私が行っても、何もならないと思うけど」 
75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:17:19.00 ID:ZCMl8Sjg0
 その後マミと合流し、一行はまどかの案内でさやかの家に行って見たが、 
 さやかは外出しているらしく、会う事は出来なかった。 
  
 まどか「さやかちゃん、どこ行っちゃったんだろう・・・」 
  
76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:18:01.96 ID:ZCMl8Sjg0
 昨日の一件から、ほむらとマミは共同で魔女退治をするようになった。 
 これはほむらの能力――昨日教えてもらったのだが――"時間停止"と、 
 マミの能力の相性が良いというのも理由である。 
  
 だが桜達が驚いたのは、あのほむらが他人と協力する姿勢を見せたこと。 
77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:18:45.38 ID:ZCMl8Sjg0
 そして、翌日。 
 さやかは、元気に登校してきた。 
  
 さやか「あははっ、ごめんね皆!昨日は折角お見舞いに来てくれたのに」 
  
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