過去ログ - 伊織「父の日」
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17:1[saga]
2014/06/15(日) 18:19:32.00 ID:JJ+uJ6bP0
しかし、お父様はそのことを知らない。
お父様から見れば、「私が父に向けて日頃の感謝を込めて贈り物をした」だけに過ぎない。
だと言うのに、「こんな事」と言われてしまったんだ。

伊織「………………ッッ!!」
以下略



18:1[saga]
2014/06/15(日) 18:20:11.73 ID:JJ+uJ6bP0
伊織「……………………最悪」

振り絞って出した言葉がそれだった。
それ以降は、ただただ音も無くさめざめと泣いた。
落ち着く頃には、シーツも私の顔も涙でくしゃくしゃになっていた。
以下略



19:1[saga]
2014/06/15(日) 18:21:17.90 ID:JJ+uJ6bP0
新堂「旦那様はとても喜んでおられますよ」

伊織「…………嘘よ。 嘘に決まってる」

閉じられたカーテンを感情のままに握り締める。
以下略



20:1[saga]
2014/06/15(日) 18:22:28.05 ID:JJ+uJ6bP0
伊織「え…………、なんで」

新堂「私は申し上げましたよ。 旦那様はとても喜んでおられると」

伊織「え、だって…………、さっきあんなに」
以下略



21:1[saga]
2014/06/15(日) 18:23:19.27 ID:JJ+uJ6bP0
新堂「あの日はそれが理由で、夕食にもご参加されずに……」

伊織「え……!? って事は、チョコレートの食べすぎで夕食に来れなかったの……!?」

新堂「そのように記憶しております。 伊織お嬢様の事を思っての旦那様の行動です」
以下略



22:1[saga]
2014/06/15(日) 18:23:52.71 ID:JJ+uJ6bP0
伊織「…………行ってくる!! 有難う、新堂!」

新堂に感謝を述べるよりも早く駆け出す。
名前を呼ぶ頃には部屋から飛び出していた。

以下略



23:1[saga]
2014/06/15(日) 18:25:19.88 ID:JJ+uJ6bP0
ここまで読んでくださり、どうも有難う御座います。
読み直ししてないの途中で思い出してしまった。

父の日なんで、皆さんもお父さんに何かしてあげましょうね〜


24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/15(日) 18:40:43.33 ID:WqXd0iSpo
おつおつ


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/15(日) 19:59:12.81 ID:h4eapK0/0
乙!

いおりんのお父さんもツンデレだったのか・・


26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/06/15(日) 21:27:09.76 ID:1dJNFL7m0
親父さんツンデレだなぁwwおつおつ!


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/15(日) 22:50:17.39 ID:p6fszsvZ0
遺伝か


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