過去ログ - めう「お嬢様めうめうと執事ひなひな」
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2014/07/16(水) 00:18:39.81 ID:eVlFbbiuo
まだ辺りは薄暗く、人通りは皆無です。
山道なんてほぼ真っ暗闇で、ギャアギャアと何かの動物の声が聞こえてきます。
そんな危なげな道程をひたすらめうは進みます。
動きやすい格好と言っても、やっぱりドレスなので、そこまで早く歩くことは出来ません。
それでもめうはそれでも先に進んでいきます。
以下略
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2014/07/16(水) 00:22:30.25 ID:eVlFbbiuo
夏陽はばっ、とめうの目の前に飛び出しました。
めう「ひっ!な、何めう……?」
夏陽「ドーモ!山賊です!」
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2014/07/16(水) 00:26:27.19 ID:eVlFbbiuo
日向は咲子と一舞と一緒に山道を下っていました。
出来上がった品物は箱に入れて日向がガラガラと台車を押しています。
何故咲子と一舞もいるかというと、これから開かれるパーティーに招待されることになったからです。
一舞「いやぁ豪華なパーティーに招待されるなんて初めてだしっ!」
以下略
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2014/07/16(水) 00:30:24.46 ID:eVlFbbiuo
日向はかっと目を大きく見開きます。
二人は急な日向の雰囲気の変化に驚いたようでした。
咲子「ひ、日向さん?どうしたんですか?」
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(SSL)
2014/07/16(水) 00:32:48.77 ID:9IDguE3j0
めうめう
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2014/07/16(水) 00:34:18.04 ID:eVlFbbiuo
夏陽「えっと…電話線は……こう……」
山賊のアジトでは芽兎家に身代金を要求するため、夏陽が連絡手段を制作していました。
手紙では即効性に欠けるし、電話というものを試してみることにしました。
昔拾ったポータブル電話があったのでそれを試しているのですが、なかなか上手く繋がりません。
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2014/07/16(水) 00:38:27.44 ID:eVlFbbiuo
夏陽「あんた…あたし達が怖くないの?」
めう「うーん…ちょっとこわいめう」
夏陽「じゃあなんで……」
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2014/07/16(水) 00:42:18.52 ID:eVlFbbiuo
日向「イヤーッ!」
回転ジャンプしながら日向が洞穴に飛び込んできました。
スタッ、と真っ直ぐ着地し、山賊を鋭い目で見据えています。
日向の瞳からは怒りの感情を読み取ることが出来ました。
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2014/07/16(水) 00:46:13.26 ID:eVlFbbiuo
日向は真っ直ぐに夏陽に向かって突進!
彼女の心の臓を貫かんとばかりに手刀を突き出す!
日向「イヤーッ!」
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2014/07/16(水) 00:50:13.76 ID:eVlFbbiuo
日向「イヤーッ!」
夏陽「ンアーッ!」
凄まじい衝撃を受け夏陽の身体は洞穴の外へ吹き飛ぶ!
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2014/07/16(水) 00:54:15.66 ID:eVlFbbiuo
日向は縛られためうに向かい合い、縄を解いてあげました。
めうが着ているドレスは洞穴の泥でどろどろになっています。
日向「めめお嬢様!何故こんなところにいるんですか!」
以下略
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