94:ふもふも ◆Bn1tZJHOB6[saga]
2014/08/08(金) 23:26:29.90 ID:xY0yEw/pO
「いいえ、私が……自分自身が気づくべきだったの。だから、あんじゅがそんな顔をする必要はないわ」
苦しそうな表情を浮かべているあんじゅの横髪にそっと触れて、つばさは静かな口調で告げる。
「それでも私は伝えるべきでした。自分では見えないものも、見つけて教えて上げたかった。私と父の問題につばささんが気づいてくれたように、今度は私が助けたかった……」
95:ふもふも ◆Bn1tZJHOB6[saga]
2014/08/08(金) 23:27:35.75 ID:xY0yEw/pO
間違いに気づいたならば正せば良いのだ。それは自分の事であっても、友達の事であっても変わらない。
人は常に正しい道に進み続けることはできないのだ。
互いに道を示しあって進んで行く事が出来るのだ。
96:ふもふも[saga]
2014/08/08(金) 23:33:08.48 ID:xY0yEw/pO
>>89 レス感謝です。
自分もアライズ好きなのでもっと、ライバルとして最後まで頑張って欲しかった。前回の優勝アイドルを倒せば、ほぼ優勝なんだし、アライズとしっかり決着をつけて終わりでも良かったように思いましたね。
あと歩夕ちゃんにもっとお仕事とセリフを上げてください。(ソコ ムリダナ トカイワナイ!
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/10(日) 01:04:43.23 ID:qMgX/GkSO
おつー
98:ふもふも ◆Bn1tZJHOB6[saga]
2014/08/14(木) 02:21:15.54 ID:qEoZ22MYO
はっきりと口にしなくても互いの意図は理解出来た。
「伝えて、あげなきゃだよね」
「はい。私もそう思います」
99:ふもふも ◆Bn1tZJHOB6[saga]
2014/08/14(木) 02:22:26.75 ID:qEoZ22MYO
だが次の日、つばさ達の予想は大きく狂わされた。
抜き打ちの選抜試験が行われたのだ。
その結果、
100:ふもふも ◆Bn1tZJHOB6[saga]
2014/08/14(木) 02:23:14.63 ID:qEoZ22MYO
同じ一年生で候補生だった彼女。言葉を交わした事は殆ど無かったが、考えている以上に親しみを感じていたのかもしれないし、そうなっていたのが自分であったかもという恐怖によるものなのかもしれない。
だがそれでも、つばさは逃げなかった。
「何の用?」
101:ふもふも[saga]
2014/08/14(木) 02:24:16.98 ID:qEoZ22MYO
ちょっと日が開きましたが、少し更新します。
また、週末にでも更新します!
102:ふもふも ◆Bn1tZJHOB6[saga]
2014/08/19(火) 05:47:20.74 ID:nF4trx14O
「あなたもあのディスクは見たよね」
英玲奈からの返事はなく、布の擦れる音だけが静かな更衣室に広がっては消えていく。
「私はいつの間にか自分自身を見失っていたの。等身大の自分を見せたかったはずなのに、気づいたら偽りの自分がそこにいた」
103:ふもふも ◆Bn1tZJHOB6[saga]
2014/08/19(火) 06:09:08.83 ID:nF4trx14O
「あなたのダンスは完璧。決められた動きを忠実にこなしている。でも、あのディスクに映るあなたの顔は全然楽しそうじゃなかった。見かけは笑っていても、心が笑っていない。そんな……」
「もう黙って!」
ロッカーを叩く音と共に、英玲奈の声が更衣室を震わせた。
104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/26(火) 21:56:26.86 ID:QlolC5/xO
待ってるよ
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