328: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:24:53.55 ID:rWHPqgck0
気がついたら花陽ちゃんの手が私の膨らみに触れていた。優しく、優しく……ふわふわとなぞるように胸のラインを触って、その都度私の首筋にキスを降らせる。ただ胸を触られただけ、脂肪の塊を撫でられただけだと言うのに自分でも驚くほど甘い声が出て、羞恥でおかしくなりそうだ。
花陽ちゃんも私と同じく余裕は無いようで、顔に笑みは無い。はっはっという荒い呼吸がそれを表していた。
花陽ちゃんの手が私の胸目掛けて動く。谷間に親指を入れられて、そのまま残り四本の指で私の胸に沈めていく。それと同じ要領でもう一つの手も使って、完全に私の胸は花陽ちゃんの手の中に収められてしまった。
329: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:28:02.83 ID:rWHPqgck0
うなじの下の骨の部分に手を入れられて、私とベッドの間に薄い仕切りが作られる。それに応えて身体を少しだけ浮かせると、ホックに手をかけてそのまま抜き取られた。私を守る布地は無く成った。スースーとする胸元に両手を当てて最後の抵抗を試みる。
花陽「ことりちゃんの身体、見せて?」
330: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:29:14.51 ID:rWHPqgck0
花陽ちゃんがふふっと笑った。
ことり「花陽ちゃん?」
指の隙間から花陽ちゃんの表情を確認してみると――なんとも楽しそうな顔をしていた。先ほどまでとは大違い。
331: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:30:23.31 ID:rWHPqgck0
私の乳輪の辺りでくるくると回っていた手が突如として先端を刺激した。親指と人差し指でぐにぐにと潰すような刺激に、悲鳴みたいな声が出てしまう。
ことり「んぁ……はな、よ……ちゃ、んぁ……んゃ……」
332: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:34:19.97 ID:rWHPqgck0
完全に花陽ちゃんのペースで私が何かできるような隙はありそうもなかった。そのうち歯をあてがわれて甘噛みされると、そこで私の理性はドロドロと溶解して高みへと登り始める。
ことり「ふっ……はぁ……ら、め……そこやらぁ……ひっぐ」
333: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:35:13.68 ID:rWHPqgck0
◇◇
ことり「んっ、んぅ……あ、あれ」
334: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:36:13.60 ID:rWHPqgck0
布団をちゃんと掛けて貰っていたので、布団の中で自分のスカートの中に手をいれる。くちゅっと言う水音が触れただけで聞こえた。多分私だけしか聞こえなかったから良かったけれど、そこはもう湿りに湿っていて下着の役割を果たしていない。私のこの股の状態がなによりも花陽ちゃんとの行為が夢ではないことを示していた。それにしても、私の記憶が正しければ胸だけであんなになってしまった、もし、もし私のここをめちゃくちゃにされていたら――。
そう考えただけで背筋がぞくりと震える。どのくらい眠っていたのだろう、枕元に合った電子時計を確認してみるとすでに10時を回っていた。
335: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:37:13.64 ID:rWHPqgck0
ことり「……」
ことり「まだわからないの。穂乃果ちゃんのことを好きなのはそうなんだけど……花陽ちゃんの気持ちに答えられるかどうかわからないの」
336: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:39:38.33 ID:rWHPqgck0
花陽ちゃんは自分がえっちだと言った。普段とは真逆の花陽ちゃんを見せられて、私の目から見ても確かにその様子は過激だった。でもそれは私も同じ、その行為でこんなに股を濡らしてしまっている。私だってとっても淫乱だ。
花陽ちゃんへの気持ちがなんなのかはわからない。まだ好きとか、そういうのじゃない。でも、身体を重ねたら、わかるのかな?
337: ◆nv1kPr3aqINd[saga]
2014/09/15(月) 21:40:36.08 ID:rWHPqgck0
◇◇
希「やっほー花陽ちゃんおはよう」
338: ◆nv1kPr3aqINd[sage]
2014/09/15(月) 21:41:11.26 ID:rWHPqgck0
また次回
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